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魔女  作者: 野口つかさ


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3/7

人は空気の中で活動している。

読んでくださりありがとうございまするー


僕はまた暇になり

また祝福の呪文


ぎゃーてぇーぎゃーてぇー


と唱えてみたのでした。


特に何も起きません…。

そりゃそうなんですが…。

また


ぎゃーてぇーぎゃーてぇー


と唱えてみたのでした。


すると、表、店内の方から何やかんや聞こえて

来たのでした。


来た来たー。


とブルブルと身体がしてきて

今度は何かなーと…


表に入ると店内入り口の自動ドアの所に

女性が立っていたのです。


少し…様子が変で。


僕は


「いらっしゃいませー。

ご予約のお客様でしょうか?」


(予約なんて無いのですが)

決まり文句で言ってみました。


飛び込みのお客様のご来店も時々あるので。

内心僕は

(今日は帰りたいんだけどぉー)

と思いながら。

そんな事を思ってはいけないんですけど

思ってしまうのが人間だと思うので…


読者の方、特に揉みほぐし屋に来られる方

どうかお手柔らかに………。


「あのー上津原ですけど…」


「はい?上津原様ですね!」


僕は誰だか分からないのにまるで

知ってる人かの様に答えたのでした。


「本日はいかがされますか?

60分になさいますか?

最近、パチパチドライヘッドスパを

導入したので、良かったらされますか?

料金は少しお高くなりますが。

高評頂いてるのでオススメですょ。」


「いや、旦那来てませんか?」


「あー、」


僕はパソコンの画面をすぐに確認すると

岡崎さんが今、揉んでいるお客様の

お名前が上津原だったので


「はい!旦那様おみえになられてます。」


僕は1番奥で揉んでいる岡崎さんに

アイコンタクトをしました。


「あの…旦那の揉みほぐし、

あと何分で終わりますか?」


「90分でおみえになられているので

あと1時間です。」


「途中で辞めてもらってもいいですか?

料金は90分でいいので…」


「いえ、料金は揉んだ分

の30分でいいのですが、今、他の

お客様がちょうど居ないので、

直接旦那様にお伝えになられて

頂けませんか?」


そう言って僕はその奥様を

旦那様を揉んでいるベッドにご案内すると

ぐぅ~ぐぅ~と寝息の声が聞こえていて

岡崎さんは少し、テンパった様子で

手を止め、パンパンとお客様を起こし


その旦那様は上半身をオットセイの様に

起こすと、

奥様が旦那様に平手打ちをしたのでした。


パニックです!

僕たちセラピストは…。

もう、パニックTheパニックです…。

タバコにいっていた田所先輩も表に出ていて


こんな時、どうしたらいいんですかね…。


ぎゃーてぇーぎゃーてぇー


では効かないですよね…。


奥様は


「帰るよ。浮気男。」


旦那様はピシッと起き上がって

そのまま受付の方に行き、

担当した岡崎さんを含め、

僕たちセラピストは手を前で組み

何故か僕たちも怒られてる

気分になり

何もしてない何も悪い事していないのに

何故か

3人揃って


「申し訳ございませんでした。」


と頭を下げるのでした。

そんな必要はないのですが


何ですかねー空気というもの中で

人は活動してるんですかね。


僕たちも浮気がバレたという上津原様

という男性側になってしまって


「料金は90分で貰って下さい。」


と奥様が言ったのですが


岡崎さんは


「決まり事でして。

施術した30分で頂きます」


「迷惑料として

チップで一万円ずつ頂いて下さい。

このしょーもない男のお金なので…。」


旦那様は終始、下を向いていて


岡崎さんは


「かしこまりました。」


僕は

(ありがとうございました。)を

言おうとしたのですが適切な言葉がでず


岡崎さんは会計して

謎の3万円…チップなのかなんなのか旦那様

への嫌がらせなのか…

とにかく3万円頂いて


「今回はご迷惑をおかけしました。」

とニコニコとした奥様はニコニコしたまま

旦那様を見つめていて

旦那様は終始、下をむいて自動ドアを2人

で出ていったのでした。


岡崎さんはクセで


「お気をつけて。」


というと


その上津原様の奥様がこちらに戻ってきて


「どういう意味?」


もう僕は血の気が引いてしまって


岡崎さんは


「クセで出ました。」


「あー、そう言う意味ね。」


と言い残し…




次回、ご期待くださいにゃーw

犬わんわん

猫にゃーwにゃーwにゃーw

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