たくさんの「出来れば」とたったひとつの「絶対に」(200文字短編)
出来れば、笑っていて欲しいと思う。
でも別に笑ってくれなくてもいい。
出来れば、傍にいて欲しいと思う。
でも別に傍にいてくれなくてもいい。
出来れば、話しかけて欲しいと思う。
でも別に話してくれなくてもいい。
色んな「出来れば〇〇して欲しい」が私の中にはある。
でも、結局のところ、何が何でも絶対に貴方にして欲しい事なんて、たったひとつしかない。
生きて。
それが私が貴方に「絶対に」して欲しい、たったひとつのお願い。