プロローグ
ダメ男転生記始めました。ゆったり更新ですがよろしく。
今日出なければ、、来週一週間飢えをしのぐ生活をしなきゃいけない…。
ウィーンガチャン。
「本日、ご来店ありがとうございます。お客様の中に18才未満のお客様は法律違反となりますのでご退場願いますようお願いいたします。なお、お子さま連れの…」
場内アナウンスが鳴り響く中、真剣に台を見つめる。
「この台、昔ぼられた○○○の○○だ。1000回回ってるし一回は出るはず…」
1000円、2000円…9000円出ないわなあ。
「○○チャーンス。ボタンを押してね。」
「これ出た試し無いけど押しちゃえ。えぃ」
独り言でぶつぶついってしまったが切羽詰まってるので仕方ない。
「キュインキュインキュイン。おめでとう」
「ラッキー~ようやく当たったこれ確変、、うっヤバッ倒れる!!」
パチンコ台から崩れ落ち何もかもどうでもよくなった。
頭殴られたような刺激、興奮による発症、脳内出血だな…
店員さんが救急車呼んでるかも知れないけど助からないと思う。ろくでもない人生だった。
"ようやく、心の穴が塞がるんだ。喜ばないとな。ありがとう神様、死ぬ勇気のない愚か者のろくでもない人生終わらせてくれて。"
そういって人生終わりを悟り考えた瞬間脳内アナウンスが鳴り響く。
"今生における運がすべてなくなりました、回復プログラムが起動します"
"現在、運マイナス20000、0になるまで現在4%"
道理でこの1ヶ月一回は当たってもいい確率で一度も当たらなかった訳だ…。
うん、もう眠い寝ることにしょう。
神様いるなら地獄行きだろうしね…寝てても叱られるだろうけど今までの人生怒られよ…。
では、また地獄で起きるとするか…。
PM10:10
一人の男がなくなった。
死因:パチンコで当たりを引いたことの興奮で
脳内出血が起こり死亡。
参列者に笑いは絶えなかったという。
設定としては
自営業、死ぬ前の1ヶ月は何故かお客さん来なくなって生活が追い込まれていて(実は翌月には発注の電話が鳴り響いていた。)、ストレス解消の為のパチンコで更に追い込まれていたって感じですかね。
あるあるネタですね。