可愛い彼
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胡桃沢 雪。中学二年生女子の、ごく普通のわたし。
成績も顔も一般的。
得意なことも特にない普通の女の子だ。
でも、こんなわたしでも、彼氏ができた。
その人は、わたしのひとつ年下で部活の後輩である、神崎 翔くん。
彼の方から告白してきたの。
当時、告白なんて初めてで、どうすればいいのか分からず、とりあえず返事は保留にしといたけど。
彼はわたしに対して凄く本気らしくて、ね。
お弁当一緒に食べましょうとか一緒に帰りませんか?なんて、いつも話しかけてくれた。
一ヶ月後、彼からの熱心なアプローチに惹かれて、わたしは彼と付き合うことになった。
翔くんは、とにかく可愛い。
女の子みたいに綺麗な顔をしてるし、何にでも一生懸命だし。
彼を見てると、あぁわたし、こんな子と付き合えてるなんて幸せだなぁ、って思う。
自分にはもったいない気がするけど、、、やっぱり嬉しい。ふふ。
部屋の中一人で翔くんの事を考えていると、携帯が鳴っていたのに気づく。
そうだ、勉強中だったのに、翔くんの事ばっかでボーっとしてた、、、。
「あっ!翔くんからLINEがきてる!」
慌てて携帯画面を見ると、そこには翔くんからのメッセージが。
わたし達は学年が違うだけに、一緒にいられる時間があまりないからね。連絡先を交換して、いつも文章のやり取りをしてるんだ。
「えっと、、、なになに?『先輩、勉強お疲れ様~♪ねぇねぇ、昨日ね、考えたんだ~。休日はやっぱ先輩といたいって。明日の土曜、デートしようよ』、、、えっ」
それは、デートのお誘いだった。
わたしは凄く嬉しくなって、にこにこしながら返事を送る。
『いいよ!楽しみ~。どこ行くの?』
翔くんとのデートは、二週間前の初デート以来。
その後は中間テストの為お互い忙しく、なかなか遊びに行けなかったんだ。
二人の時間が少なくて寂しかったから、嬉しい!
数分後、翔くんから返信が帰ってきた。
『それは秘密!先輩、楽しみにしててね!』
何だろ?
まぁでも、とりあえず楽しみだなぁ!
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