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黒髪の断罪姫  作者: 雑草生産者
第三章 断罪官と山賊
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二九 断罪官と山賊~貴族と山賊

 山賊たちを率いる三人の若者のうちの一人は、イライラとした様子で、舌打ちした。

 今までのところ、全く満足いく結果を得られていない。

 山や森をうろついたり、夜中に街道を行く旅人を襲い、いたぶったり有り金を奪ったりするのには、そろそろ飽きてきた頃合だったので、ここはひとつ、大きなことをやってやろうと、街道や他の町村からも外れた小さな村を襲ってみたものの、一足早く察知され、格好の獲物である女子供は森の中に逃げ去ってしまって影も形もありゃしない。金や食い物、飲み物を奪おうにも、殆どろくなものはなく、満足はできない。逃げた女子供の居場所を吐かせようと司祭や村長に尋問するも、強情なもので、司祭はついに死んでも口にしなかったし、村長も気絶するほどいたぶっても口を割ろうとはしなかった。他の村人たちも同じようだった。

 そこへ、上手く逃げた村人どもが生意気にも仲間を殺したというものだから、そいつらを追いつめて狩ってやろうと出てくるも空振りときたもんだ。あるのは仲間の首なし死体が一つだけ。諦めずに周囲を捜索していると、今度は、何者かが村に侵入して、村を守備していた仲間を二人倒して、村人を解放したという。

 何もかも上手くいかない。誰でもそうだが、上手くいかないことを喜ぶ人間はいない。この若者たちは特にそうだった。我慢ができず、欲望に忠実で、自惚れが強い。

 村の百姓連中が反抗的なのが気に入らないし、誰かに一杯食わされて、村を解放されたのも気に入らない。

 彼らはすぐに馬首を返す。こうなったら、生意気な百姓どもを一人残らず血祭に上げてやらねば気が収まらぬ。

 来た道を戻った彼らが、日もとっぷりと暮れた村の入り口で見たのは、二騎の騎兵だった。

 一人はよく見かける旅装の騎士の姿だったが、もう一人は、極めて不気味な黒い長い髪を靡かせた若い女だった。

「私は、帝国男爵たる勅任断罪官キスレーヌ・レギアン・ダークラウンであります」

 警戒する山賊一行に対して、彼女は唐突に自らの名を名乗った。

「ベルンゲル男爵の御子息ロベルト・ベルンゲル卿、フォイステット卿の御子息カール・アドルフ・フォイステット卿、それから、フォッシュ子爵の御子息ルドルフ・マキシミリアン・フォッシュ男爵」

 続いて、彼女は唐突に三人の貴公子の名を呼ぶ。

 馬上にある豪奢な装いの三人の若者が、その名に反応した。特に、そのうちの一人は苦々しい顔をして、キスを睨んだ。

「貴公らには、殺人、暴行、監禁、強盗、窃盗、それに、山賊行為という容疑があります。私と共に、大人しく、帝国高等法院まで同行して頂くことをお願いします」

 貴族の特権の一つに不逮捕の特権がある。彼らは例え現行犯であろうとも、一般人には逮捕されることはないのだ。民の上に立つ貴族が、平民や役人なぞに逮捕されるなどという恥辱は許されないのである。

 とはいえ、それでは、貴族の好き放題になってしまう為、これを抑制すべく、皇帝若しくは帝国議会、或いは高等法院の発行した逮捕状によっては逮捕されることとなっている。この業務は通常高等法院が所管し、高等法院が発行した逮捕状をもって内務大臣及び治安総監の指揮下にある役人が執行することとなっており、高等法院において裁判が行われる。

 ただ、これでも、逮捕状の発行が前提条件となっている為、現行犯逮捕は事実上不可能である。これで、貴族の横暴を防ぐことができるのかというと、確かに不十分ではあるが、効果は確かである。

 というのも、貴族は全て子供から老人に至るまで、帝国紋章院において、その名と家系と紋章、所持する称号、権利について登録されている為、庶民のように、犯罪を犯しても、身元を隠して逃げるということが難しいのだ。どうあっても、逃げようと思えば、貴族の身分を捨てるか国外に逃げるしかない。残された帝国政府の支配が及ぶ財産は高等法院が没収し、被害者への賠償などに充てられる。それは多くの貴族が躊躇することだろう。

 逮捕状が発行された段階で、その貴族の名前は、犯罪者として知れ渡り、その不名誉を撤回するには、裁判において無罪を勝ち取る以外に方法はない。そこから逃げれば、欠席裁判による有罪が下され、貴族身分と財産の没収が待っている。帝国政府に拘束され次第、判決通りの刑を執行される。

 貴族とは、その名と身分を常に表に出しているが故に、それを弁えた、貴族として不名誉とならない恥ずかしくない言動を常に意識せねばならないのだ。故に、犯罪などもっての外であって、犯したとすれば、それが高等法院へと繋がる筋に知れた途端に、身の破滅を意味する。

 その為、今回の彼らがした行為は極めて浅はかで後先を考えない愚行であった。

 彼らは、その貴族の名を出すことによって、村人たちを脅迫し、その抵抗を抑え付けていた。確かに、貴族の名を出されると、一般庶民は抵抗できなくなってしまう。抵抗すれば、後々非常に厄介なことになるどころか、貴族を害したとなれば、その理由が正当なものであったとしても、帝国への反抗との冤罪を着せられて村ごと討滅される恐れまである。高等法院を構成しているのは、庶民の代表者ではなく、貴族の代表者だからである。貴族の言葉と庶民の言葉のどちらに重きを置くかははっきりしている。

 しかし、今回、この行為は庶民以外の、貴族の勅任断罪官の耳に入ってしまった。

 勅任断罪官という身分は、高等法院に直接アクセスできる高位の役人である。かなり最悪に近い相手に名前と身分を知られたといってよい。

 これを三人の貴公子も自覚した。浅はかな犯罪と愚行をしでかす連中ではあったが、それくらいの知能は持ち合わせていた。故に、彼らは苦々しい顔をしたのだった。

 彼らが、貴族という身分にも関わらず、このような短慮な犯罪に身を染めていたのは、どのような理由故か、そこのところに、キスは大した興味を持ってはいなかった。せいぜいが、弱い人間をいたぶって喜ぶような臆病な加虐趣味を持ち主なのだろう。と、それくらいのことを思っていた。知り合いの貴族にもそういう傾向の人がいた。

 彼女の関心は別のことに移っていた。

 彼らのこれからの行動である。

 このまま、大人しく、キスに続いて高等法院へ出頭するならば良し。そこからは法廷闘争である。今回の事件でいえば、村側は抵抗していないにも関わらず、犠牲者が出ている。そこに貴族であるキスの村側有利な証言があれば有罪は間違いない。

 三人の父は、王女の身分も併せ持つキスからすれば格下であって、キスよりも強く裁判の結果に力を及ぼすことはできないだろう。

 もう一つ、考えられる行動は、高等法院への同行を拒否し、キスに抵抗することである。キスはほとんどこの後者を選択するだろうと思っていた。

「断る」

 案の定、フォッシュ男爵は吐き捨てるように言い切った。

「では、私は、高等法院に逮捕状を請求することとします」

 キスは無表情で言った。

 以上に述べたように、貴族にとって、逮捕状を発行されれば、それはもう裁判への出席を余儀なくされる事態である。裁判出れば、上述した通りの結果が待っている。座して待たず、逃げれば、これも先に述べたとおり、身分の剥奪と財産の没収という地獄の結末が待っている。

「そのようなこと許すと思っているのかね」

 貴公子たちは剣を抜いた。後ろに控える山賊たちも武器を構える。三人は小銃を持ち、残り六人は槍や剣を手にしていた。

「まぁ、当然こうなるでしょう」

 キスの傍らでクレディアが不機嫌そうに呟く。

「だから、彼奴らに気取られぬ前に、不意打ちすべきと言ったのです」

「いや、でも、まぁ、一応、形式的にでも、出頭を求めるのが、正式かと思いまして」

 キスの間抜けな言葉に、クレディアは呆れる。

「まぁ、こうなっては止むを得ません。あとは、まぁ、連中が上手くやってくれることを祈りましょう」

 達観したようなクレディアの言葉にキスは頷く。

 そして、二人はほぼ同時に手綱を強く引き、馬首を返し、村の中へと馬をギャロップで駆けさせる。

「撃てっ! 追えっ! 逃がすなっ!」

 フォッシュ男爵が叫び、三人の銃兵が前に飛び出て、発砲する。同時に、キスとクレディアも振り向きざまに拳銃を撃ち放つ。五発の銃弾はいずれも誰にも命中しなかった。

 銃というやつは中々役に立たない武器だとキスは思いつつ、馬腹を蹴る。

 追う山賊側は次弾を装填中の三人の銃兵以外の三人の貴公子と六人の兵が、全力でキスとクレディアを追った。

 両者の間の差は縮まらず、しかし、三人の貴公子と六人の兵と三人の銃兵の間は差が開く。騎兵と歩兵では移動の速度に断然違いが出るのは当然であり、装填に十数秒を要する銃兵が更に置いておかれるのも当然である。

「奴らは本当に阿呆ですな。自分たちで戦力を分散させています。ここまで都合よく進むとかえって不安になります」

 キスの横で馬を走らせるクレディアが呆れたような侮蔑したような顔で言った。

 おそらく、弱い者を追った経験しかないのだろうなとキスは思った。逆に追われたことや、反撃するような者を相手にしたことがないのだろう。

 遥か後方で銃声が聞こえた。おそらくは、森の中に潜ませておいたカルボット指揮する十名余りの村人が三人の銃兵に襲いかかったのだろう。何人か撃たれる可能性はあるが、それだけの人数差があれば確実に倒すことができるだろう。

 キスとクレディアは教会の脇を走り抜け、その数秒後に、同じ場所を三人の貴公子が行く。その更に数秒後に、六人の歩兵が走る。そこで、何重にも重なった銃声が響き、兵のうち二人が倒れた。一人は胸を撃ち抜かれて即死。もう一人は肩を銃弾が抉り、その場に屈み込んだ。何事かと足を止めた彼らの頭上に矢が降り、石やレンガが投げつけられる。教会の二階部分に陣取った残りの村人たちが、そこから銃を撃ち、矢を放ち、モノを投げていた。

 背後で始まった戦闘に、三人の貴公子は振り返り、手綱を引く。彼らはここで初めて戦力を分散させる不利を悟ったようであった。

 とはいえ、時既に遅しである。キスとクレディアも馬首を返し、サーベルを抜き放って、彼らに迫る。

「くそっ! 先に黒いのをやるぞっ! 奴をやれば、村の連中はどうとでもできるっ!」

 狼狽する仲間に、フォッシュ男爵が叫び、馬首を再びキスの方へ戻す。馬はぐるぐると何度も首を巡らされ、困惑しているようだった。足の動きが鈍る。

 その足元に音もなく、一つの影が素早く忍び寄り、月明かりにぎらつく牙を剥く。

 突然、ベルンゲル卿の馬が甲高い悲鳴を上げた。三人の貴公子が目をやると、地面に馬の脚が一本転がったところだった。ベルンゲル卿の馬は騎手ごと転倒する。その騎手に茶色い襤褸みたいなものをまとった不気味なものが遅いかかる。手には血濡れた分厚い半月刀がある。彼は間一髪でその斬撃を剣で受け止め、地面を転がりながら、不気味な影と組み合う。

 他の二人は、ベルンゲル卿を助けようとするも、それぞれの面前に騎兵が現れ、その相手で手一杯となる。

 フォイステット卿には、クレディアが襲いかかり、サーベルで鋭く斬りつける。彼はその攻撃を身を仰け反らせて避け、斬撃の返礼をする。二人は鋭い斬撃の応酬を繰り返す。

 フォッシュ男爵の前には、キスが立ちはだかった。キスの繰り出した突きは真っ直ぐ、彼の乗る馬の首を目指したが、男爵は慌てて剣で弾く。続いても、キスは馬首を狙った斬撃を繰り出すも、彼はそれを弾き、逆に斬撃を浴びせる。これをキスは弾く。その後、二人は一瞬馬を離す。フォッシュ男爵の剣撃は、剣舞でも見ているかのように見事で美しく、キスはこれに感心しながら、左足を馬の背に乗せて立ち上がり、その勢いをもってフォッシュ男爵を馬上から蹴るという曲芸じみた攻撃をして、彼を落馬させた。彼女はどうもバランス感覚が良いようで、馬の背に立つなどということは、お手の物だった。

 その後、キスは馬を走らせ、地面に倒れ込むフォッシュ男爵を馬蹄にかける。男爵は土に塗れ痛みに呻いている間に、背を馬に踏まれて悶絶した。アバラの数本はいったかもしれないし、下手をすると内蔵を痛めたかもしれない。とにかく、起き上がって走って逃げられる状態ではない。

 キスは地面に這い蹲る男爵を無視して、クレディアと一進一退の接戦を繰り広げるフォイステット卿の背後に迫り、その背中に容赦なく斬りつけた。フォイステット卿は悲鳴を上げながら落馬する。

「殿下。あのような戦い方はお止め下さい」

 キスに向き合ったクレディアがしかめ面で言った。

「えーと、あぁ、やり方が卑怯とか、そういう」

「違います」

 キスの言葉を彼女は即座に否定する。

「戦い方に卑怯も糞もありません。んなことを言うのは本当の戦いを知らん阿呆だけです」

 クレディアはきっぱりと言い切る。

「私が言っているのは、馬の背に立つアレです。もしも、足が滑ったりしたらどうするのですか。そのような、リスクの高い戦い方は危険です。そもそも、殿下は前々からそのような危ない戦い方が多い」

 彼女はぶちぶちと文句を言い連ねる。

「危なくて見ていられません」

「いや、私のことを見る前に、目の前の敵を見た方が……」

 そっちの方が危ないよとキスは言いそうになったが、口を閉じた。これ以上言い返すと、クレディアのお説教が更に続きそうな気がしたのだ。

 ふとキスの傍らに影が立つ。

「ん。そっちも終わったか」

 クレディアが声をかけると、影が頷く。例の、未だに名の分からぬムールド人傭兵だ。

「敵は?」

 その問いに、ムールド人傭兵は、左手を掲げる。その手には首が一つ下げられている。

「あー。やっちゃったか。まぁ、自衛の為です。止むを得ないでしょう」

 クレディアは一瞬苦い顔をしたが、すぐに、気を取り直す。

「で、残りは如何しましょう? 普通の山賊であれば、まぁ、この領地を管轄する領主の裁判所に引き渡すところでしょう。或いは、無法者ですので、断罪官の即決裁判として、全員を処刑し、その遺骸を晒すというのもアリですが、しかし、こやつらは腐っても貴族ですからね。高等法院へ送致するのが妥当でしょう」

 キスは部下の言葉を黙って聞いていた。

 そうして、少しの間、黙考した後、口を開く。

「もし、私が、彼らが貴族だと知らなければ?」

「は?」

「もしも、私が、彼らを貴族と知らず、ただの無法者、山賊として考えて、その処遇を執り行ったとすれば?」

「殿下。それは、あー」

 キスの問いかけに、クレディアは極めて渋い顔になる。

「このまま、連中を高等法院に連れて行ったとして、裁判が執り行われたとしましょう。当然、彼らは有罪となるでしょう。しかし、その刑は如何程のものになるでしょうか? 今回の事件だけでなく、過去の罪状も詳らかに調査され、その罪状においても有罪となるでしょうか?」

 キスの問いは、質問の形をとってはいるが、問いかけではない。ただの問題提起である。

 実際、今回の事件では、彼らは有罪を免れないだろう。とはいえ、到底、今回が初犯とは考え難いところではあるが、過去に犯してきた、いくつもの事件について、詳らかに調査し、その罪状を追求しようとする動きは起こらないと考えた方がいい。高等法院の法官たちは、貴族の犯罪行為が世に出るだけでも嫌悪するのだ。過去の事件を掘り起こそうとなどするわけがない。また、そのような調査を許可するわけもない。

 それに、今回の事件についても、彼らが関与したことは明らかではあるが、実際に司祭を死亡させ、村長に暴行を加えたのは、部下であるとして、彼ら自身への刑罰は非常に軽いものになることも予想される。投獄されるか怪しいくらいのものだ。

 己の欲求のみで、弱者をいたぶり、命を弄ぶ忌々しい犯罪者どもを、このまま高等法院に引き渡して、形ばかりの刑罰を与えられる程度でよいものか。

 この問題について、キスは言っていた。

 クレディアは回答に苦慮し、最終的には、

「殿下の御指示通りにいたします」

 とした。

「そうですか」

 キスはそう言ってから、暫くぼんやりと考え込んでから、短く指示を出した。

「では、不届き者の山賊一党については、生き残っている者は処刑し、死んでいる者と合わせて、村の外れに晒すこととします」


 夜明けと共に、キス一行は村を立ち、その後ろ姿を、村人全員が見送った。

 細い道を行くと、その途中に村の共同墓地があり、その向こう小高い丘があった。そこに十数人の首が木の台に置かれていた。その傍には立札があり、次のように記述されていた。

「これらの者、山賊行為に及び、殺人、強盗、窃盗、暴行、強姦、その他の罪状により、また、勅任断罪官の執行に反抗・抵抗した為、全員を斬り捨て、その首を、同様の行為に及ぶ輩への警告として晒すものとする。この処置についての全責任は勅任断罪官キスレーヌ・レギアン・ダークラウン男爵が負うものとする」

 キスはこれをもう一度読んで頷き、馬を進めた。

「しかし、こんなことして本当に良かったのかねぇ?」

 馬車に乗ったベアトリスが呟くと、全員が渋い顔になった。

「まぁ、なるようになるでしょう」

 キスが能天気に呟き、クレディアは痛む額を押さえた。

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