表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
仮設定まとめ  作者: 蛮族
1/1

揺蕩う青の底に住まうもの達

 ファーブルの住む星は基本的に地球と同じ種類の生命体が繁殖している。だが、この星の海には人工的に生み出されたそれらとは別に、オリジンである古代魚や甲殻類(ようはカンブリア紀とかにいる珍妙な生き物)もわらわらと住んでいる。


 特に顕著な違いは海竜の類や烏賊、蛸などの軟体動物であろう。巨体を持つそれらは食欲旺盛で、人が作った船は簡単に沈没させてしまうことは間違いない。

 対抗策を持つ生物が存在しないために陸より遠く離れた海は、彼らの支配下にある。


 そして、日の届く海底は大体がマーマンの支配域である。


 マーマンは以下のような特徴を持つ。

 鱗だらけの体、長い首や蛇のような顔立ち、水かきのついた手足、海中を進むための強靭な尾鰭や背鰭。海中ではわき腹にある鰓で、海上では肺で呼吸をすることができる。

 道具を使い、言語を持ち、海底に洞窟状の住居を作り生活しているらしい。


 これらの特徴からノアの遺産が絡んでいる可能性は高いが、武器や衣服(というか防具?)は原始的なものが多く、大体が骨や岩などで作った槍で武装し、ネックレスのようなものをつけているだけであることから、彼らの中に大した技術伝承は行なわれていない可能性が高い。


 海草からうっかり海に近づきすぎた陸上動物、あるいは海竜や烏賊、蛸の類の大物まで、狩猟で捕れるものや採取で採れるものは何でも食べる。


 狩猟で捕るわりに海竜信仰であるらしく、海竜もなぜか積極的に彼らを襲ったりはしない模様。


 工業技術が低いので環境汚染の類も起こらず、かれらの生活圏はいたってクリーン。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ