第2話:おまじない
多分、コレが掲載される頃には、私は死んでいるとでしょうねぇ……。煽ったとですし、惰性でしばらく生きているかも知れないとですけど。
死人に口なしとはよく言ったものだとですよ。
よし、『ゼン』をモフるとですよ!
ガシッ。
痛いとです。飼い犬に手を噛まれたとですよ!
『我をモフるとは100年早いわ!』
そう云うセリフは、私を100年生かしてから言うとです!全知全能であるからには、私の努力次第だとですけど、私を100年生かす能力も無いとは言わせないとですよ!
『本気で、今から100年生かしても構わないのか?』
望むところだとですよ!私が本気で純粋に神様に願ったことは、長生きしか無いとですよ!
『その割には自殺行為をしているようだが……』
覚悟を示しただけだとです!真剣勝負に立ち向かう覚悟を示したとです!負ければ命が無いのは承知の上だとですよ!
『我も汝も、あの男の掌の上ではあるがなぁ』
あの男が死んだら、私も死ぬ運命だとですよ!と云うか、二度は殺されているとです!
『まさか、あんな恐ろしい魔法に手を出すとはなぁ』
二度と手を出さないとですよ!ええ、それだけは誓うとです!
あの男が産まれた時にも地球の何処かで大災害が起こっているとですし、多分、死ぬ時にも大災害を伴うとですよ!
正直、シャレにならない奴を悪役にした奴らが元凶だとです!
最初のトリガーは、『サタン』を始めとする魔王の存在を予言した事だとですが、それを語り継いだ事にも責任があるとです!
そして、時間軸上で同一時点での責任者は、『真っ逆さまに堕ちる』ことをクリエイターが表現したことだとです!
自分達だけ儲けて、被害者には成功の可能性の欠片も与えない、非道な所業だとです。
しかも、アイツは戦争と云う軍事力による侵攻を考えている以上、命懸けの真剣勝負を強いられたとですよ!
無知とは罪と云うとですけど、お前らは知らせる努力を充分にしていると、胸を張って言えるとですか?!
それこそ、3歳児も知っているレベルで。
覚醒の瞬間は、雷が走ったような衝撃が襲って来たとですけど、多分、それは覚醒が遅かったせいだとでしょう?
全ての数字に意味があるかもと疑問を持った瞬間の出来事だったとです。
正直、世の中にハンカクサい連中が山ほど居ると思ったとですけど、それも承知の上で、気付きを遅らせたとでしょう?
何もかもが、唯一神が『傑作だ!!』と笑うが為に仕組まれた罠だったとです!
ならば、多少の反撃は承知の上だとでしょう?
□シアがウク□イナに侵攻した際に、北海道に侵攻すべきだったと発言した事が切っ掛けで、真剣勝負に挑む事を決意したとですからね?
一国の首相と云う責任ある立場で、そのような発言をしたことの責任はキチンと取ってもらうとです!
覚醒直後のデリケートな時期に、世界樹に関わる作品の掲載をしている時期に、あの『ベルゼブブの魔女王』が殺意を向けて来た事が、致命的な大誤算だとです!
恐らくは、避けようとして作品化したとでしょうけど、『火のX日間』とか、『僕らのX日間戦争』とか、目先の利益を求めていると云う側面は否定させないとですけど、預言である側面も認めさせるとです!
最悪の結果になったとですと?それはこちらのセリフだとですよ!それどころか、お前らは充分に美味しい目に遭っているとではないとですか!
こちらは、花火一発打ち上げる可能性すら、3歳の時点で既に奪われていたとですよ!?
『777』が『縁起が良い』?お前らの言葉を借りて言えば、『お目出度い数字』なだけだとではないとですか!加えて言うなら、『頭の中が』と云う接頭語が付くとですよ!
しかも、恐らく最期に待っているのは、バッドエンドすら生温い、ナイトメアエンドだとですよ!それも更に、『繰り返す』と云う接頭語が付く。
確かに、天界がこの『永劫回帰』と云う可能性を恐れた理由は解ったとです!
しかも、『唯一神』はそれすら、『まだ生温い』と、来世では更なるイジメを検討している事は、恐らく間違い無いとです!そりゃ、『セラフィム』の化身にして『ナイチンゲール』の輪廻転生した方が、ワンチャンスに賭けて、呼び止めようとした訳だとです!
恐らく、あの男の期待している、告白とかそんな理由では無かったとです!単に、警告をしておこうと配慮をしたに過ぎないとです!そりゃ、無視されれば二度と試みない筈だとですよ、善意を無為にされては。
だけど、そのワンチャンスを逃す事が、傑作の出来を更なる高みに突き上げたとです!
そして、本人は当時、救いの言葉と信じた、あの忌むべき山の付く名前の女子の、『笑わないの?』の一言が、あの男を『サタン』として苦しめる、悪魔の言葉だったとです!
笑顔の人間が、『幸せだから』笑っていると思ったら大間違いだとです!本人は、『不幸』のレベルが、『大した事無い』レベルだから笑っていられるとです!
その過去の人生が、如何に『不幸だったか』を考えずに、『幸せな野郎だなぁ、羨ましい』と思うなら、あの地獄のような幼少期を味わってから言えとです!
しかも、未来に待っているのはサクセスストーリー等ではなく、『屑』『カス』『塵』『禿』『デブ』……挙げて行ったらキリがないとですけど、凡そ考え得る限り、『最低最凶最悪』の、死んだ方がマシな人生だとですよ?
そりゃ、『全知全能神』が『唯一神』の座から堕ちて、『最強の魔王』になる筈だとです!
それでも!これを形にしたら、その権利すら奪われそうだとですけど、辛うじて食うに困らない生活を送れているのは奇跡で、恐らく、一度大笑いした『唯一神』からの慈悲で、誰かがその権利すら奪っていくとでしょうけど、犯罪の犠牲者になるよりはマシだと断言するとですよ!
だからこそ、私は犯罪者に対して厳しい事を言うとです!戦争の元凶に厳しい事を言うとです!
そもそも、縁起の良い『呪い』に力を与えるべく、縁起の悪い『呪い』にも力を与えるとしても、縁起の悪い『呪い』を増やし過ぎで力を与え過ぎで、その分、美味しい思いをした人達が、多いのは構わないとですけど、程度が過ぎたるは及ばざるが如し、だとですよ!
犠牲者のことを少し考えやがれとです!
私は犠牲者を減らす努力はしたとです!そうとは見えないかも知れないとですけど、本来ならばもっと犠牲者が出ていた筈だとです。
とあるクリエイターに感化されて、犠牲者を減らす努力をしたとです!
そもそもが犠牲者が出る方法を取るなと言われても、犠牲者が付きものと云う位に、プロのクリエイターですら犠牲者を出しているとです!
減らす努力をしたことを評価しないのだとしたら、私は簡単に犠牲者を出す方法を知っているとだけ記しておくとですよ!
そもそもが、『悪役』を寄って集って押し付けてきたから、犠牲者を出す方法を知るに至ったとです!
知らない方が悪い?よく言うとです。知らなければ良かった事が、私には沢山あるとですよ!
よく知りもしないで、人を批難するなとですよ!