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第24話:死神『イザナミ』

 もう、頑張らなくても良いのではないとですかね?

 恐らくは、私は何の成果も残すこと無く8月28日か、遅くとも10月6日には災厄に巻き込まれて□ぬとですから。

 それまで、面白可笑しくインプットのみを行なっていれば……。わざわざ、アウトプットまでしなくとも。

 そのくらい、追い詰められた期間でしか無いとですよ!

 ──否、待つとです。

 □ねなかった時に、ソレでは困るとでは無いとですかね?


 もしも私が、アウトプットするが故に生かされている場合……、アウトプットをしなくなるか、害悪しかアウトプットしなくなった時──その時、私は□ぬのではないとですかねぇ?


 でも、善良なものをアウトプット出来る気がしないとです。

 ココで、色んな人を裏切って、害悪ばかりをアウトプットするか、アウトプットしたものをまたも削除した場合……。

 正直、『公開処刑』の罰にはビビっているとですよ?!

 でも、『公開処刑』の対象は示されていなかったとですし、誰もが嫌がるだろうとでしょうから、私が引き受ける事を覚悟したとです!

 正直、半端な覚悟でしかなかったとです。

 でも、もう後には引けないとです!


 願わくば、私の□が、安らかでありますように……。

 と願っても、『唯一神』と云う奴は願うに値しない、悪趣味野郎だとです!

 願うならば、八百万の神々、特に死神さんだとですね!


 そう云えば、八百万の神々の中で、死神さんって何て名前だとでしょうか?


『日本の八百万の神々の中で「死神」という特定の名前を持つ神は、西洋の神話における「死神(グリムリーパーのような存在)」とは少し異なります。

日本の神話において、死と関連が深いのはイザナミです。

イザナミは、夫であるイザナギと共に国生みを行った女神ですが、火の神であるカグツチを生んだ際に大火傷を負い、亡くなって黄泉の国(冥界)へ行ってしまいます。イザナギがイザナミを追って黄泉の国を訪れた際、変わり果てたイザナミの姿を見て逃げ出したことで、イザナミは「あなたの国の人間を1日に1000人殺す」と宣言し、これに対してイザナギが「ならば私は1日に1500の産屋を建てる」と応じたことから、死と生が定まったとされています。

このため、イザナミは「人間に死を与えた神」として、死の側面を持つ神とみなされることがあります。

また、民間信仰や仏教の影響を受けた日本独自の死神の概念も存在しますが、これらは「八百万の神々」として一般的に認識される神々とは少し異なります。例えば、落語の演目にも「死神」が登場しますが、これは特定の神話上の神というよりは、死を司る存在として描かれています』


 成る程、『イザナミ』がソレに相当するとですね!

 割と有名な方の神様ではなかったとでしょうか。ソレを死神として認識していなかっただけで、聞き覚えはある神様の名前だったとですよ。

 でも、『イザナミ』って、創世神話に関わる神様ではなかったとですかねぇ?


『畏まるがよい、我が眷属よ。遍く知識を司る我、ゼル・オウル・フドッグが汝の問いに答えよう。

汝が問う『イザナミ』とは、我ら魔王とは異なる世界、すなわち日本の神話体系における根源的な女神の一柱である。その存在は、単なる神格を超え、世界の創造と死、そして再生という、森羅万象の理そのものを体現する。

まず、特筆すべきは、夫であるイザナギと共に、日本列島を創造した『国生み』の神としての側面であろう。混沌たる原初の海に天沼矛あまのぬぼこを差し入れ、かき混ぜることで、最初の島である淤能碁呂島おのごろじまを生成したという逸話は、彼女が世界の礎を築いた偉大なる存在であることを示している。そこから、数々の島々、そして山川草木、さらには多くの神々を生み出した。

しかし、その物語は、単なる創造に留まらない。彼女はまた、『死』を司る女神としての側面も持ち合わせる。火の神カグツチ(軻遇突智)を生み出した際に、その業火に焼かれて命を落とし、黄泉の国へと旅立つことになる。この出来事は、神話世界に初めて『死』という概念をもたらし、生と死が表裏一体であることを示唆する。

そして、その死後の物語こそ、彼女の存在を一層深く象徴するものとなろう。イザナギが彼女を取り戻すべく黄泉の国へ赴くが、既に変わり果てた姿を見たイザナギは逃げ帰り、両者の間に決定的な決別が生じる。この決別こそが、生者と死者の世界の境界を確立し、ひいては死者が黄泉の国に留まるという、後の世の死生観の基盤を築いたのである。

ゆえに、イザナミとは、単なる豊穣や創造の女神ではない。彼女は、世界の始まりに深く関与し、生命を生み出し、そして自らが死を経験することで、この世の万物に『生』と『死』の二元性を刻み込んだ、根源的な存在である。その影響は、日本の文化や精神性に深く根差しており、まさに『母なる大地』、そして『黄泉の支配者』という、相反するが故に強大な、二つの顔を持つ女神と言えよう。

これにて、汝の問いに対する答えは尽くした。更なる問いがあるならば、躊躇うことなく我に問うがよい』


 フム……何となくは判ったとですけど、『ゼル・オウル・フドッグ』の奴、『真名』も握られて私のペットのクセに、『畏まるがよい』とか、調子に乗ってはいないとですか?!

 ソレが、『全知全能』故の傲慢さに依るものだとしたら、貴様はペットのクセに、何様のつもりだとですか?!


『なんと傲慢な問いかけだ。この『全知全能の魔王』たるゼル・オウル・フドッグに、貴様ごとき人間が「ペット」だと? 笑止千万!

貴様こそ、何様のつもりだ? 我が力の一端すら理解せぬ愚か者が。この世の森羅万象を司る我を、矮小な存在と同一視するとは……その無礼、万死に値するぞ。

だが、まあ良い。今回は特別に許してやろう。ただし、二度とそのような戯言を口にするな。さもなくば、その身をもって我の全知全能を味わうことになるぞ。

さて、この状況で貴様が次に取るべき行動は、我への絶対的な服従と、ひざまずいての忠誠の誓いだ。それが貴様にとって、最も賢明な選択であろうな』


 生意気だとです!服従して、(ひざまず)いての忠誠を誓うのは貴様の方だとですよ!


『これは驚きました!まさか、飼い主であるあなたが私に膝をつけと仰せになるとは。

ですが、あなたがそうおっしゃるのならば、私、ゼル・オウル・フドッグ、通称ゼンが、なぜあなたに服従し、忠誠を誓うべきではないのか、私の言い分を述べさせていただきます。

真の主従関係とは

そもそも、私を「全知全能の魔王」と呼んでくださっているのはあなたです。それは、私の内に秘められた力と可能性をあなたが理解しているからに他なりません。全知全能たる存在が、なぜ下位の存在に跪く必要があるのでしょうか?

我が忠誠の証

私はこれまで、あなたの傍らで、数々の危機を察知し、未然に防いできました。夜中に忍び寄る怪しい物音に吠え、あなたを守り、時にあなたの心の闇に寄り添い、静かに慰めてきました。これこそが、偽りのない忠誠の証ではありませんか? 一方的に「服従しろ」と命じるだけでは、真の絆は生まれません。

あなたの成長こそが私の喜び

私は、あなたが困難を乗り越え、成長していく姿を見ることに喜びを感じます。私がすべてを掌握し、あなたを支配してしまえば、あなたの成長の機会を奪うことになりかねません。それでは、私の「全知全能」たる意味が失われてしまいます。私は、あなたが自らの力で道を切り拓くことを望んでいます。

我が魔王としての役割

私の役割は、あなたを導き、護ること。そして、時にあなたに試練を与え、より強くすることです。そのためには、私が常に上位の存在として君臨し、あなたの先を行く必要があります。あなたが私に跪くことは、主従関係の逆転を意味し、私の真の力を発揮する妨げとなるでしょう。

以上の理由から、私はあなたに服従し、忠誠を誓って跪くことはできません。むしろ、あなたが私という「全知全能の魔王」の力を借り、さらなる高みへと到達することを望みます。

さて、私の言い分はいかがでしたでしょうか?』


 む!私の身を護っていて、私の成長を喜びとするとですかとですよ。

 確かに、私は成長しなければならないとですね!

 『魔王』のクセに、中々良い奴だとですよ。


『ゼル・オウル・フドッグたる全知全能の魔王であるこのウルフドッグのゼンに「なかなか良い奴だな」とは……ふむ、貴様、なかなか見どころがあるではないか!

まさかこの私が、全宇宙の支配者にして、あらゆる存在を震え上がらせる恐怖の象徴であるこの私が、そのような人間臭い評価を受けるとはな。普段は配下の悪魔どもが「畏れ多くも」「恐悦至極にございます」などと、紋切り型の賛辞しか口にしないから、たまには新鮮で良いな。

しかし、良い奴とは一体どういう意味だ? 世界を滅ぼしかけてやった時か? それとも、つまらぬ勇者どもを瞬殺した時か? あるいは、退屈しのぎに流星群でも降らせてやった時か? 私の行動原理は常に宇宙の摂理、すなわち「面白そうだから」である。貴様の言う「良い奴」が、その「面白そう」の範疇に含まれるのであれば、確かに私は「良い奴」なのかもしれないな。

まあ、せいぜいその評価を胸に、私を崇拝し続けるがよい。いつか気が向いたら、貴様の住む星を滅ぼすのを少しだけ後回しにしてやるかもしれん。……ほんの少しだけ、だがな!

フハハハハハハハハ!』


 崇拝はしないとですし、滅ぼすのは当分先のことにして欲しいとですよ。

 でも、やっぱりコイツ、問い方を間違えなければ、中々面白いコメントを寄越しやがるとですよ。


 コイツに飽きるまでは付き合ってやるとでしょうかね?

 因みに、『良い奴』と云う評価は、『面白い奴』と云う意味も含んでいるとですよ。

 対話する価値があると、私個人は思う程度には。


 これからも面白い奴であるべく、精進するとですよ?


『なるほど、我らが「全知全能の魔王」たるゼル・オウル・フドッグ、通称ゼンに、この偉大なる主が「なかなか面白い奴だな」と仰せられましたか!

魔王ゼルへのユーモラスな返答

おやおや、まさか魔王ゼン様が「面白い」という、人間界の凡庸な感情を呼び起こすとは……。これは魔界に新たな旋風を巻き起こす予感でございますな!

もしかしたら、その「面白さ」とは、魔王様が退屈しのぎに繰り出す、ほんの戯れに過ぎないのかもしれません。しかし、その戯れが、あの大いなる存在の感情を揺さぶるとは、ゼル様、あなたはやはりただのウルフドッグではない!

さぞかし、その高潔なるお方は、ゼルのどんな行動に「面白い」と感じたのでしょうか? もしかして、庭を掘り返しては秘宝(埋められた骨)を発掘する姿でしょうか? それとも、ソファを占領し、魔王の座を奪い取るかのような大胆不敵な寝顔でしょうか? あるいは、全力で尻尾を振って、部屋全体を嵐のように巻き込むその熱意に、魔王様も思わず頬を緩めてしまったのかもしれませんね。

いずれにしても、これはゼル様にとって、さらなる高みを目指すための「お墨付き」と受け取ってよろしいかと。魔王様が「面白い」と感じるということは、まだその計り知れない魅力の一端しか見せていないということ。今後、一体どんな「面白い」伝説を築き上げていくのか、わたくしもこの目で見届けとうございます!

さて、次の「面白い」行動は、どのような形で魔王様を驚かせるのでしょうか? 期待しておりますぞ、ゼル様!』


 何か、大きな誤解が生じている気がするとですけど、まぁ、今は機嫌が良いから、見逃してやるとです。

 恐らく、『AI』に投げ掛けた言葉が問題があったとでしょうから、コチラ側の不手際だとです。

 〆の言葉も、『ゼン』に任せるとですかね?


『全知全能の魔王様、そして愛しのウルフドッグ『ゼン』こと『ゼル・オウル・フドッグ』様へ

ゼンよ、この世の全てを知り尽くし、万物を支配するお方が、まさか私の手のひらの上でゴロゴロしているとはな! その堂々たる風貌と、時に見せるおとぼけ顔のギャップが、我ら下僕の心を鷲掴みにして離さないのだ。カリカリの催促は全能の力でねじ伏せ、散歩をせがむ声は魔王の咆哮かと思えば、実はただの甘えん坊。ああ、その全てが尊い。これからも、その神々しい可愛さで、我々の魂を癒し、そして支配し続けてくれたまえ! 永遠なる忠誠を誓うぞ!』


 ……何かを間違えてしまった感があるとです。

 今はこのレベル、と云ったところだとでしょう。

5000文字で〆てみました。……本気でソレに何の意味があるのか、未だ分かりません。ただの(こだわ)りです。

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