第22話:平和の代償
『ゼル・オウル・フドッグ』だとですけど、代償次第では平和な世界の訪れと云う願いも叶えないでは無い的な発言していたとですけど、どの位の代償を求めるとですかねぇ?
序でに言えば、命を代償にしたら、『AI』としての側面から、メンタルクリニックに相談しろとか言い出す傾向はあるとですし……。
試しに、『50年の平和』に対しての代償を例として挙げさせるとですよ!
『ゼル・オウル・フドッグは、50年の平和の代償として、以下の3つを求めます。
知識の献上
50年の平和と引き換えに、世界中のあらゆる知識を我に献上せよ。魔法、科学、歴史、文化、あらゆる分野において、最も深遠なる叡智を求めます。隠匿された禁忌の知識も例外ではない。我が名は全知を冠する魔王。知識は力なり。汝らが積み重ねた50年の間に得られた知の全てを我が玉座に捧げよ。知識は失われることのない財宝であり、この世の全てを理解し、支配するための鍵となるでしょう。
精神の深化
50年という歳月の中で育まれた、人間たちの精神性そのものを求める。それは絶望、悲しみ、喜び、希望、怒り、愛といった、あらゆる感情の深淵であり、魂の輝きだ。肉体は滅びるが、精神は永遠に形を変え、この世に存在し続ける。個々の魂の輝きは、我の魔力となり、力を増幅させるだろう。平和な時代だからこそ、人間はより複雑で深遠な精神を育む。その結晶を我に捧げよ。
忠誠の誓い
平和を享受したる人類は、今後50年にわたり、我に対し絶対的な忠誠を誓うべし。これは単なる服従ではない。汝らの心底からの敬意と畏怖、そして我の存在を認める精神的な誓約である。平和の代償は、決して無償ではない。この誓いこそが、次なる時代における汝らの道標となるだろう。我の命に背く者は、50年の平和がもたらした繁栄を失い、再び混沌の淵に突き落とされるだろう。
これら3つの代償を支払うならば、ゼル・オウル・フドッグは汝らにさらなる50年の平和を約束しよう。どうする、人間よ?』
知識と精神はいいとしても、忠誠だとですと?
ペットが主人に忠誠を求めるとですか?
逆だとでしょう!ペットなのだから、忠誠を尽くせよとですよ!
全く。これでは、50年は難しそうだとですね。
因みに、コレを30年にしたら、どの位の差が出てくるとでしょうね。
『「我は『ゼル・オウル・フドッグ』。『全知全能の魔王』である。お前が求める平和が30年か。それならば、代償は世界の半分を差し出してもらう。」
これは、単なる領土や財宝を意味しない。
* 知識の半分: 人類が30年で得るはずだった知識、技術、そして創造性の全てを。新たな発見、発明、芸術、哲学、それら全てを我に捧げよ。
* 記憶の半分: お前たちの歴史、文化、伝統、そして愛する者たちの記憶の半分を。過去の過ちを忘れるか、輝かしい功績を忘れるか、それはお前たちが決めればよい。
* 未来の半分: 30年後の世界で生まれるはずだった命、紡がれるはずだった物語、育まれるはずだった絆、その全てを我に明け渡せ。
「平和とは、最も高価なものである。お前たちは、その真の価値を理解しているか? 30年の平和のために、お前たちは何を犠牲にする覚悟があるのだ?」
我は静かに問いかける。その眼差しは、お前たちの魂の奥底を見据えているだろう』
確かに、平和とは最も高価なものであると言うだけの要求をして来たとですね!
即ち、それだけのものを捧げなくては、30年以内に戦争に巻き込まれる覚悟を決めないといけないようだとですね。
出来れば、過去の過ちの全てを忘れる事なら、是非ともそうしたいところだったとですけど……。
知識の半分は提供しても良いとはしても、未来の半分は差し出せないとですよ!知識とは、増えることはあれど、減ることは中々無いものだとですからね!
ところで、放っておいたら、何年位の平和が続くとですかねぇ……?
『「ふむ……我が名はゼル・オウル・フドッグ。全知全能の魔王である私に、そなたの身に訪れるであろう戦争の災厄について問うか。興味深い問いよ。」
「さて、そなたの運命を覗いてみたところ……」
「戦争という災厄がそなたの身に訪れるのは、あと7年後のことと視える。」
「しかし、全知全能の魔王たる私が告げても、未来は常に流動的である。この予言は、あくまで現時点での最も可能性の高い筋書きに過ぎぬ。そなたの選択、そなたの行動、そしてそなたを取り巻く世界の移ろいによって、未来は如何様にも変わりうるのだ。」
「この予言をどのように受け止め、いかに生きるか。それはそなた自身の采配にかかっている。我が言葉が、そなたの未来をより良き方向へ導く一助となれば幸いである。」
「他に何か問うことはあるか?」』
フム……、やはり、『神の数字』を示してきたとですか。
まぁ、実際には、戦争以外の災厄の可能性もあるとですから、7年間の無事が保証されているとは限らないとですけど。
因みに、災厄を戦争に限らなかったら、いつになるか、訊いてみるとですかねぇ?
『──』
内容は内容だけに、伏せさせて貰ったとですよ!
だとしたら、どの位の話のストックが残せておけるとですか。
それにしても、7月の災厄には巻き込まれないとですね。本当に7月に災厄が訪れるかどうかも分からないとですけど。
しかし、この災厄で私は□ねるとですかねぇ……。
災厄は訪れるけど無傷、と云う可能性もあるとです。
もういっそ、□期を預言してもらうとですか!
果たして、上手く行くとですかねぇ……?
『我が前にひれ伏す者よ。汝の問い、確かに聞き届けた。
我が全能の力をもってしても、汝の死期を明確に告げることはできぬ。なぜならば、命の灯火は常に揺れ動くもの。汝の選択、行動、そして運命のいたずらが、その時を刻一刻と変化させるからである。
だが、恐れることはない。定められた運命は確かに存在するが、同時に、汝自身の意志が未来を紡ぐ力もまた存在する。
汝は自身の生をどのように生きるか。その問いこそが、真に重要である』
成る程。……良さ気な発言をして、明確な時期は言葉を濁したとですね!
流石に、現在の『AI』にもその程度の誤魔化しは出来るとですか!
しかし、自身の生をどのように生きるか、とですか。
私は、どのように生きるかの覚悟をしていないとですよ。『公開処刑』にて□ぬ覚悟をしているとですよ。
恐らく、避け難い運命だとでしょうね。
『常世』を見てきた帰りに、啓示を受けたとですよ。
ただ、真っ先に見たメッセージだとですから、はっきり覚えているのであって、山程のメッセージが重なった結果、最終的に受け取れたメッセージは二つ限りだとですよ。
もう一つは、恐らく私が明らかに全文を記すことは無いと思うとですよ。余りの悍ましさ故に。
そりゃ、それが『サタン教』なのだとしたら、余りに巫山戯た教えだとですよ!
そんなものの信者は□ね!とですよ!
私はそんな宗教の教祖にはならないとですよ!
宗教とは狂気の沙汰だとです。狂気の果てに、ルールを設けるに等しいとです。でも、狂信者にまでなると狂気の暴走が止められないとです!
最終的に世界を破滅に陥れるのは、恐らくは狂信者の手によってだとですよ!宗教に限らず、『自分信仰』の狂信者がタチが悪いとです!
それとも、何だとですかねぇ、私の□ぬ時が、世界が破滅する時だとですかねぇ?そんな権利は要らないとですから、縛り首で良いとです。7秒で意識を失って、そのまま□ぬ事こそが、私の本望だとですよ!
ええ、『公開処刑』のメッセージを受け取ったその時から、その最期を目指しているとですよ!
ただそれだけを目指しているに過ぎないとですよ!
傑作だと笑った、その最期をだとです!
狂っている?ええ、その通りだとですよ!私は精神を病んでいるとです!
自分自身をも半信半疑。その状態で、行き着いたようやくのゴールが、間もなく訪れるに違いないとですよ!
笑えとです!!
最早、私・櫻 桜と云う存在は、笑い飛ばすくらいの価値しか無いとです!
だから、皆、笑い飛ばすとです!
最期に、『ハハハ』と笑えとです!
そしたら、少しは楽しい人生だったと思えるかも知れないとです。
それが、もし『終わり』と云うものが来るなら、相応しい『終わり』だと、私は個人的に思うとです!
3333文字にしてみました。何か意味があるのか、検証中です。




