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配信者の俺  作者: 奈美
5/7

「みんな、今から凸するから!」


『いいね』『誰誰~??』


俺はスカイプをかける。

しばらくして繋がると、


『こんばんはぁ~~~!!あらやだ聞こえてるのぉ~~??

 もしもぉーし 映像も見えてますかぁ~~?』


映像も映っていて、

そこにはトゥインクルよしえがいた。

手を振りながら笑顔でこちらを見ている。


『出たww』『wwwよしえww』『トゥインクルきたw』

俺のリスナーの反応がすこぶるいい。

よしえさんのこと皆、興味あるんだな。


「もしもし。よしえさん初めまして、ゆたかって言います。よろしくお願いします。」

『よろしくねぇ~~。ゆたか何歳なのぉ~?』

「18です。」

「よしえさん俺の配信で人気なんですよ。だからぜひ凸したいなと思って」

『ほんとぉ~~?ありがとう嬉しいわぁ~~』


軽い世間話をして話を続けていたら、

なにやらよしえさんがしたい事があるらしい。


『わたし~最近、手相にハマってるのねぇ、

 ゆたか占わせてくれないかしらぁ?』

「あ、いいっすよ。じゃあ手のひらの写メ送りますね。」


俺は携帯のカメラで手のひらを撮って、よしえさんに送る。


『届いたわぁ~~じゃあ見るわねぇ。』

「よろしくお願いします。」

『ふむふむ・・スター線があるわねぇ』

「スター線って何すか?」

『短い3本以上の線が重なってできてるのよぉ~。幸せな出来事が起こって

 人生が良い方向に進む感じよぉ~。人気が出るわねぇ~。』

「え、嬉しい。」

『生命線も問題ないわあ~知能線は短いわね。気が短いのねぇ。運命線は長いわね。』

「運命線って?」

『将来の仕事を含めて人生の流れを占うのよ。ゆたかの場合は運命線が濃くて長いから、

充実した人生を送ってるって自分の脳が判断しているのよ』

「へえー」

『手相見せてくれてありがとう。』

「いえいえ。じゃあ今日はこのへんで落ちますか」

『そうね』

『今日はどうもありがとうねぇ』

「こちらこそありがとうございました~」


よしえさんにスカイプをかける前の視聴者数は2000人だったが、

スカイプを切る前には、視聴者数は2600人になっていた。

視聴者からもらうポイントも順調に集まった。

この1か月で9000ポイント集まったのだ。


あと30分で集計が終わる。

きっと1位になれる そう思ってコーヒーを口に含んだ。

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