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配信者の俺  作者: 奈美
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プロローグ

「なんなんだよ!お前!釣り配信しかできねーんなら

放送なんてやめちまえよ!しょーもねー」


ガンッとマグカップを机もぶつける音が部屋に響く。


俺はパソコンの前であぐらをかきながら悪態をこぼす。


「そ、そんなこと言われても・・・だってこれが皆にウケるし・・」


「あ?うっせえ!お前みてーなやつがいるからネット配信のモラルがどーとか

言われんだよ!男が女声作ってきめーんだよ」


俺はぶつぶつ文句を言いながらスカイプの通話終了ボタンを押す。



画面にはオンエアーの文字が光る。


俺は配信者だ。この配信界と言われる世界には、いろんなジャンルでネット配信してる配信者達がいる。


俺は一応雑談配信者だけどさっきまで話してた相手なんかは釣り配信者だ。


釣り配信は魚を釣る配信じゃないぞ。

人を釣るという事だ。

アイツなんかは出会い系にいって女のフリして女声作って通話してそれを知らない男が騙されてる様を放送する。

配信で垂れ流してリスナーと一緒に馬鹿にする配信者だ。


『説教凸おつかれっすw』『ゆちゃ釣り配信嫌いだもんね』

俺はリスナーのコメントを読みながら屈伸する。


放送みてくれるリスナーには、ゆちゃと呼ばれているが

俺の名前はゆたかだ。

なぜかゆちゃと呼ばれるようになった。


『ひきこもり万年プロニートゆちゃさーん!いつお仕事するんですかぁ?』

「うっせーよアンチ」


中学卒業してから高校も進学せず就職もしなかった俺は

ひきこもりになった。

そんなある日配信を始めてみて見事にハマった。

今18歳だけど基本的に俺は家から出ない。


「ゆたかー!ごはんー!」

部屋の扉の前にいるお母さんから声をかけられる。

「わかったー!今行くー!」

俺は返事をして、

「飯。じゃみんなまた後でな。」

配信を切った。


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