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人物紹介 400話時点

400話時点での登場人物一覧です。

読み進めていない方にはネタバレになる可能性もありますのでご注意ください。


■サラ・グランチェスター (8歳)←数日後には9歳

主人公で転生者。

青みが掛かった銀色の髪と宝石のような蒼い瞳を持つ美少女。


駆け落ちした両親が亡くなった後、父方の祖父であるグランチェスター侯爵に引き取られ、王都のグランチェスター邸に連れてこられた。

同居していた従兄妹たちにイジメられて池に落ち、前世を思い出すとともに魔法を発現する。

さらに、妖精と友人になったため、妖精の恵みを受けている。

肉体の年齢操作が可能で、18歳の姿で『ソフィア』を名乗り、ソフィア商会の商会長をしている。


ワーカホリックだった前世の記憶があるせいで執務能力が高い、全属性の魔法が使える上に妖精の友人が居る、音楽の能力が高い、前世のゲームの影響で何故か双剣が得意……この時点でお腹一杯のチート。

最近ではドラゴンを超えて神に近い魔力量、瞬間移動、飛行魔法などを習得したため、っ何処に向かっているのかわからない主人公になりつつある。

ただし、絵画の能力は皆無で、絵を描くとシュールレアリスム的なナニカになる。


愛馬はヘスティア種で名前は『デュランダル』。サラとは意思の疎通が可能。デュランダルも転生経験があり、中身がオッサンっぽく下ネタも話す。


■宇野更紗 (享年33歳)

主人公の前世。故人。

大手商社勤務のバリキャリ。出張から帰国した日、空港から自宅に向かうタクシーで事故に遭い死亡。

喪女ではなかったはずだが、仕事が楽しすぎて恋愛を後回しにした結果、おひとり様の時間が長い。


趣味は仕事、移動中にラノベやコミックを読む、出張先で古い城や街並みを見るくらいしかなかった。お酒は結構好きだったかもしれない。

作中には登場しないが仲の良いゲーマーな弟がおり、実家にいる間は一緒にプレイすることもあった。基本的に仕事が忙しいので格ゲーや狩りゲーが中心。地味にイカゲーも好き。


過干渉な祖母と母のせいで、幼少期はやたらと芸術的な方面の習い事をさせられていた。その能力はサラとして転生してからも役に立っているようないないような(おそらく役には立っているはずなのだが、面倒なことも引き寄せている)


ワーカホリックではあったが、『質のいい仕事をするために健康は大事』という考えの元、毎朝のジョギングとスポーツクラブ通いが習慣であった。

当然、質の良い睡眠や食事の重要性も理解しており、自炊もきちんとする。

28歳の時、都内に2LDKのマンションを購入。これが縁遠くなった理由かも?


■アーサー・グランチェスター(享年26歳)

サラの父。故人。

金髪に蒼い瞳を持つイケメン。

グランチェスター侯爵家の三男で騎士爵だったが、駆け落ちしたため身分を捨てている。

兄のロバートからの支援もあり、国境近くにある街で商店を経営していたが、仕入れの途中で死亡。

未確認情報ながら、金で雇われた野盗に襲われたらしい。

初恋は後に兄嫁となるエリザベス・ロッシュ


■アデリア(享年25歳)

サラの母。故人。

青みがかった銀の髪と翠色の瞳を持つ美人。

家族に反対されつつもアーサーと付き合っていたが、サラを身籠ったためアーサーと駆け落ちした。

夫が死亡したことで生活苦に陥り、女手一つでサラを育てるべく奮闘するも、身体を壊して夫の後を追うように死亡。


父親と一緒にアヴァロンにやってきた外国の商人の娘だと思われていたが、実は沿岸連合の一つであるフローレンスの元王族。本名は「アデリア・エレイン・フロレンティア」

フローレンスはクーデターで共和国となったため、フローレンスの王族はジェノアへ亡命して商会を設立した。アデリアの両親は亡命した元王太子と王太子妃であった。


フローレンスの王族には、成人したら男女問わず武者修行に出るという掟があり、その間は身分を明かすことが許されていない。



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妖精たち+α


■ミケ

サラの妖精の友人。時を司る。

普段は小さな三毛猫の姿を好んでいるが、人型になることもある。

酒好き。


■ポチ

サラの妖精の友人。植物を司る。

緑色の犬の姿を好んでいるが、こちらも人型になれる。ただし、あまり好きではないので基本的には犬でいる時間が長い。サラの魔力が飽和した時に眷属を作った。


■セドリック

サラの妖精の友人。情報を司っているため、妖精の中では珍しく古い記憶を保ち続ける。

眷属を作り出し、王都を中心にさまざまな情報を収集する。

人型、特に30歳前後の執事の姿を取ることが多いが、眷属と同様に見た目の年齢操作は得意。黒豹の姿になることもある。

情報収集のためさまざまな場所に眷属を送り込んでいる。


■フェイ

レベッカの妖精の友人。分析と解析を司っているため、セドリックと同じく古い記憶を保ち続ける。

子供のような人型に羽根を生やした姿を取ることが多い。


■ノアール

ブレイズの妖精の友人。時を司る。

普段は黒い狼の姿をとるが、人型にもなれる。

かつては血の約定によりオーデル王と代々友人になっていたが、ブレイズとは血の約定を交わすことなく友人となった。

オーデル王家の妖精だった頃の名前は『ノクス』


■アラタ

リヒトの妖精の友人。時を司る。

フェイと同じく子供のような人型に羽根を生やした姿でいることが多い。


■武蔵

サラの異世界転生に巻き込まれた(というより勝手についてきた)魂。

宮本姓の親が悪ノリして武蔵と命名したため、子供の頃は揶揄われた。

テディベア(の形をしたゴーレム)に憑依中。




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秘密の花園の乙女たち


■レベッカ・オルソン(27歳)

サラのガヴァネスで、オルソン子爵家令嬢。

明るいブロンドにグレイがかった蒼い瞳を持つ。

グランチェスター家の三兄弟とは幼馴染。

ロブと婚約したので、もうすぐ「レベッカ・ディア・オルソン・グランチェスター」になるはず。

妖精の友人を持つため、見た目は10代後半から20代の前半。

美し過ぎて隣国の王子に無理矢理側室にされそうになった過去アリ。

愛称は「レヴィ」、「小公子レヴィ」、「男を破滅させる女」、「傾国の美女」などさまざま。

実は音痴。


愛馬は『ロヴィ』


■アリシア(17歳)

錬金術ギルドのギルド長テオフラストスの娘。リヒトの玄孫。

女性であるためアカデミーに通えず、正式な錬金術師としてギルドに登録はされていない。

過去に性別を誤魔化してアカデミーの試験を受けた経験があり、あまりの成績の良さにアカデミーへの女性入学を認めるかの議論に発展したことがある。(結局、国王の判断にて却下された)

当時を知るアカデミー関係者からは、「アリスト師」と呼ばれている。

時折、暴走した錬金術師マッドサイエンティストの面を見せる。


魚の姿をした妖精の友人がいるが、魔力が足りず名づけはできていない。


■テレサ(17歳)

アリシアの友人で鍛冶師

女性であるためギルドには未登録だが、アリシアの蒸留釜を作った。鍛冶師の父が亡くなったことで鍛冶師の依頼が来なくなったため、農家の手伝いなどで生計を立てていた。

蒸留釜作成とサラの武器を作成しつつ、リップスティック用の容器などの金属加工も手がける。

鍛冶師としての能力は父譲りであり、武器作りが一番得意。


赤い小鳥の姿をした妖精の友人がいるが、魔力が足りず名づけはできていない。


■アメリア(19歳)

薬師ギルドの副長アレクサンダーの弟子である薬師

女性であるため薬師ギルドには未登録だが、薬師としての能力はアレクサンダーのお墨付きのレベルである。

絵画スキルが高いため、資料に必要なスケッチが大変素晴らしい。

さまざまな効能を持つハーブティは男女共に大人気で、ソフィア商会の売れ筋商品となっている。また、彼女の開発した化粧品も大人気となっており、現在は供給が追い付かない状態。

師匠であるアレクサンダーに片思い中。


馬の上半身と魚の下半身を持つ妖精の友人がいるが、魔力が足りず名づけはできていない。




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学友


■スコット・グランチェスター(13歳)

グランチェスター騎士団団長ジェフリーの息子

赤い髪と緑の瞳を持つ。

父親譲りの剣術で同世代では負けなし。そのせいで少し天狗になっていたが、サラにポッキリ鼻を折られる。

剣に勉強は必要ないと思っていたが、騎士には知識が必要とサラに諭されて必死に勉強した結果、とても成績が良くなった。

サラのことが好き


真っ赤なトカゲの姿をした妖精の友人がいるが、魔力が足りず名づけはできていない。

グランチェスターの傍系であり、母の祖父も侯爵であることから魔力量もそこそこなので、そのうち名づけできる可能性は高い。火属性の魔法を発現している。


愛馬は『ディムナ』


■ブレイズ・グランチェスター (10歳)

グランチェスター騎士団団長ジェフリーの養子。スコットの弟。

黒い髪と赤い瞳を持つ。

狩猟場を襲撃した傭兵団の下働きとして奴隷のような生活を送っていた。

森に潜伏していた際にベンジャミンに発見され、慌てて火属性の魔法を暴走させたことで森林火災が発生した。

サラと一緒に魔法を訓練しているため、魔法の制御能力はかなり向上している。

ソフィアの姿をしたサラに一目惚れしたが、その正体がサラと知っても相変わらず好き。


亡国の王族の末裔で潜在的に全属性の魔法適性を持つ。

生まれた時の名前はノアール・アンリ・オーデル。

妖精の恵みを受けている。


愛馬は『アルヴァ』




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グランチェスター領の文官/武官


■ロバート・ディ・グランチェスター(30歳)

サラの2番目の伯父。騎士爵。グランチェスター領の代官。

ヘタレだが長年の片思い(?)を脱し、なんとかレベッカと婚約までこぎつけた。

レベッカとの結婚後はアストレイ子爵となる予定。

愛称は「ロブ」


■ジェームズ (26歳)

グランチェスター領の会計官。前任者が横領で夜逃げしたため、急遽昇進した。

婚約者がいるが、仕事が忙しすぎて結婚準備の時間が取れていない。


■ベンジャミン・ウォルト (28歳)

グランチェスター領の補佐官。前任者が逮捕されたため、ジェームズと一緒に昇進した。

ウォルト男爵の甥。グランチェスター領の書類フォーマット(グランチェスター様式)を策定


■ポルックス(25歳)

グランチェスター領の農業担当文官。


■カストル(24歳)

グランチェスター領の商工業担当文官。


■ワサト(23歳)

グランチェスター領の文官で、ポルックスの部下。

小麦の収穫量を予想する方法を発見する。

論文執筆中。


■ジェフリー・ディ・グランチェスター(36歳)

ウィリアムの甥。スコットの父。レベッカの剣の師匠。

騎士爵でグランチェスター騎士団団長。父親はウィリアムの弟。

愛称は「ジェフ」


■サイモン・ディ・ウォルト

ウォルト男爵の次男でグランチェスター騎士団所属の騎士。

ベンジャミンの従兄弟。


■フィリップ (14歳)

グランチェスター騎士団所属の騎士見習い。

愛称はフィル。

熱病で死にかけたところをサラに救われた。

父親も騎士だったが、横領事件の際に殉職している。




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グランチェスター家


■ウィリアム・マディス・グランチェスター (53歳)

サラの祖父。グランチェスター侯爵。

妻とミケに呼ばれる愛称は「ウィル」


■エレオノーラ・マディア・エイムズベリー・グランチェスター(享年36歳)

ウィリアムの妻でサラの祖母。グランチェスター侯爵夫人。故人

夫から呼ばれる愛称は「ノーラ」


■エドワード・ディ・グランチェスター(33歳)

サラの1番目の伯父。グランチェスター小侯爵

ヘタレでムッツリ

『貴族至上主義の下種野郎』と罵られて地味に落ち込み中。

妻の散財を止められず、現在借金大王(サラから借りている)

愛称は「エド」


■エリザベス・ディア・ロッシュ・グランチェスター(31歳)

エドワードの妻。グランチェスター小侯爵夫人

金褐色の髪と若草色の瞳を持つ

こちらも貴族至上主義でゲスゲスしい振る舞いが多いが反省中(?)

後継ぎ(のはず)のアダムを甘やかしている

愛称は「リズ」


■アダム・グランチェスター(14歳)

エドワードの長男。

グランチェスター領で平民に混じって強化合宿中。

コーデリア先生を尊敬している。

マーグと婚約中。


■クロエ・グランチェスター(12歳)

エドワードの長女。

金褐色の髪と淡いブルーの瞳を持つ。

ただのワガママ令嬢だと思われていたが、意外と考えるタイプの令嬢であった。

ソフィア商会に服飾部門を作らせ、自分で流行を先導しようと画策中。

そのうち美容部門にも口を出すと思われる。

アンドリュー王子に恋している。


■クリストファー・グランチェスター (10歳)

エドワードの次男。

兄と姉の真似をしているだけの考えなしと思われていたが、単に面倒なことを避けるために目立たないようにしていただけだった。

それなりに頭が切れる上に、好きなことには凄く熱心。特にチェスが好き。

愛称は「クリス」



■マーガレット・グランチェスター (14歳)

元代官だったラドフォード子爵の娘。愛称はマーグまたはメグ。

横領発覚後、父と兄は逃亡したが、マーグ姉妹と母親は置いて行かれたため、生活が困窮してスラムの住人となった。

コーデリアの私塾で学んでおり、アダムとは学友になった。

アダムと婚約中。


■ミリアム・グランチェスター (5歳)

マーグの妹。愛称はミリー。

ちょっとあざとい。

微妙な年齢の男性を『お兄さん』と呼ぶ。


■エミリー・ディア・ミラン・グランチェスター

マーグとミリーの母。故人

ラスカとチゼンに騙されて逃亡後、酒場で働いていた。

客に暴力を振るわれて死亡。




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グランチェスター家の使用人 + 家族


■マリア (13歳)

サラの専属メイド。

現在は侍女教育も受けているため、将来はサラ専属の侍女になる可能性大


■ジョセフ(58歳)

グランチェスター城の家令

代々続くシノビ一族の取りまとめ役


■イライザ(35)

執務メイドのトップ。ジョセフの娘

シノビ一族の次期トップ


■リチャード (27歳)

グランチェスター侯爵の側近


■ヘンリー (29歳)

グランチェスター侯爵の側近


■ジュリエット (25歳)

音楽室担当メイド

本来は音楽室だけを担当するメイドなどはいないはずなのだが、普通の業務がへっぽこ過ぎた。

クビにならなかったのは心の底から音楽好きで楽器の取り扱いが誰よりも上手だったため。

(一芸で生き残っている)

音の出る箱に録音する際、サラのヴァイオリンに合わせてピアノ演奏をしている。


■ハンナ (22歳)

乙女の塔の料理人。夫の暴力から逃れて女性たちの集落に身を寄せていたが、現在は娘と共に乙女の塔に住んでいる。


■シャーロット (3歳)

ハンナの娘


■エイヴァ

乙女の塔のもう一人の料理人。自宅から通勤している。




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ソフィア商会従業員


■マリウス

ソフィア商会の従業員だが、コジモの密偵。サラはその事実を知っているが泳がせている。


■サミュエル

熱病対策プロジェクト担当。コーデリアの元教え子


■エセルバート

模倣品対策や偽造品対策担当。

元はロイセンの下級貴族で、ロイセンでの名前はエーテルベルト・タクシス




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グランチェスターのギルド関係者


■テオフラストス(45歳)

グランチェスター領の錬金術師ギルドのギルド長でアリシアの父であり師匠。

過去に名を馳せた錬金術師パラケルススの曾孫。暴走した錬金術師マッドサイエンティストの面を持つ。

王都以外の錬金術師ギルドは、グランチェスター領にしかない。

親馬鹿だと思われがちだが、錬金術師の師匠としてはめっちゃ厳しい。


■メルクリウス

グランチェスター領の錬金術師ギルドの副ギルド長でアリシアの叔父


■マイケル

グランチェスター領の錬金術師ギルド所属の錬金術師。

女装してでも乙女の塔で働きたいらしい。


■レイラ

錬金術師ギルドに併設されている寮で寮母をしている。

メルクリウスの嫁。


■アレクサンダー(32歳)

グランチェスター領の薬師ギルドの副長。アメリアの師匠。

20歳で薬師として独立した際、近所に住んでいたアメリアの一家があまりにも貧しかったので薬草取りを依頼するようになった。

アメリアは10歳頃からアレクサンダーの助手を務めるようになった。


■バーナード

グランチェスター領の薬師ギルドのギルド長。


■ジャン(43歳)

冒険者ギルドのギルド長。40歳の頃からギルド長を務めている。

登録はA級冒険者だが、最近はギルド長の仕事の方がメイン。

恐妻家で妻も冒険者。夫婦喧嘩(口喧嘩ではなく物理)で勝ったことが無い。


■コジモ(59歳)

商業ギルドのギルド長

自身も主に織物を扱う商家の当主であった。

ギルド長就任と共に当主の地位を息子に譲ったが、いまだに発言力は強い。

が、最近小麦の談合に失敗したため、求心力が下降気味。

息子は平凡だが、優秀な孫に期待している。

ソフィア商会の販売しているハーブティを愛飲している。


■ジュリオ(27歳)

コジモの孫。現メディス商会の商会長の次男坊。長身だが線は細く、長い巻き毛の黒髪を後ろで束ねており、退廃的な芸術家のような雰囲気の美青年。『美しきジュリオ』と呼ばれている。

メディス商会の跡取りである優秀な兄のローレンがいる。ジュリオ自身はあまり商売に興味を持っていないが、祖父や父、時には兄の指示によって女性を誘惑するハニートラップ要員である。


■ローレン

コジモの孫。メディス商会の後継者。


■アトール

グランチェスター領の商人。小麦の談合に参加していた。


■ラチア

グランチェスター領の商人。小麦の談合に参加していた。

小麦を他領の商会に売る約束をしていたため、ソフィア商会から高値で買わされた。




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グランチェスターの住人


■リヒト (350歳)

転生者。前世の名前は桜庭理人。

中性的な雰囲気だが、トマスと並んでも見劣りしないレベルで美形。

アリシアの高祖父で、テオフラストスの曾祖父。

かつて、パラケルススと名乗って錬金術師になり、テオフラストスの名前で薬師もやっていた。アリシアの父親のテオフラストスは、リヒトの名前から名づけられた。


■シルヴィア (82歳)

リヒト(パラケルスス)と偽装結婚した妻。アラタがリヒトの伴侶としてシルヴィアを愛でているため、妖精の恵みによって年齢不詳な美魔女。

かつては王都の花街で花の姫君の称号を得る程の売れっ子だった。

峰〇二子のようなセクシー系


■トマス・タイラー(19歳)

スコットとブレイズの家庭教師。最近ではサラの勉強も見ている。

本が大好きで、乙女の塔にある図書館をパラダイスだと思っている。

経済学を専攻し、王宮文官となったが、イケメン過ぎる容姿のために女性関係のトラブル(女性がストーカーになる)によってスコットの家庭教師になった過去を持つ。

そのせいで、顔を前髪で隠していることが多い。


乙女たちは男性の容姿にあまり頓着しておらず、図書館への出入りも気軽に許可されて逆にびっくりした。なお、グランチェスター城の使用人たちは比較的イケメン慣れしているので、トマスの容姿にもそれほど動揺はしていない。


まだ8歳のサラに本気で恋をしているが、ロリコンと言うわけではなく、内面に恋をしている模様(た、たぶんそのはず!)


■ダニエル(27歳)

ソフィアとしてのサラの個人護衛(ただし通い)。独身

元グランチェスター騎士団だが、怪我で退団後に個人の護衛などをするようになった。

ジェフリーのことをいまだに団長と呼んでいる。

ソフィア姿のサラが好きだったりもするが、恋愛というより敬愛に近い(と本人は思っている)

最近はゴーレムのソフィアを護衛する任務になることが多く、ソフィアに対する気持ちも落ち着いてきている。


■フラン(22歳)

鍛冶師。テレサの父の弟子で、テレサの兄弟子。

曾祖父はパラケルススのために蒸留釜を製作した鍛冶師だった。

テレサの父が亡くなったため、別の工房で働きつつ自分の工房を持つため貯金中。

独立したらテレサにプロポーズする気でいる。


■トニア・ハーラン(45歳)

フランの母。大きなエルマ畑を持つハーラン農園の農園主で、エルマ酒造りの名人。

祖父は先々代のハーラン子爵、父親は騎士爵であったため、幼少期にはガヴァネスから教育を受けている。

父亡き後、遺産で潰れかけたエルマ農園を買い取り、領内でも指折りの農園へと成長させた伝説の女傑。

鍛冶師の旦那と結婚し、二男をもうける。長男は嫁を取っており、嫁もエルマ酒を作るのが得意。

妖精を視る能力は持っていないが、地味に妖精に愛される心地よい魔力を持っている。


■シンディ (23歳)

ジェームズの婚約者。ガラス職人。サラのせいでめっちゃ忙しくなったため、ますますジェームズと結婚が遠くなっている。


■コーデリア(46歳)

元男爵令嬢。商家に嫁いだが、子供が出来なかったために離婚。

実家からも籍を抜かれて平民となる。

下働き女性が集まっている集落で、子供たちに初等教育を施している。

ジェームズやシンディの恩師。

トニアやクロエのガヴァネスであるジェインとは幼馴染。


■ヘレン(55歳)

下働き女性が集まっている集落のまとめ役

鍛冶師の下働きをしている時に怪我をしたため長年足を引きずっていたが、サラの治療で完治。ついでにお肌も若返って美人であることが判明。


■キャサリン(32歳)

元レベッカのメイド。愛称はキャス

夫がグランチェスター領の文官で横領に関与していた

横領が発覚した際に夫はキャスと娘を置いて逃亡したため、置き去りにされた。

下働き女性が集まっている集落に落ち着いている


■マット

シンディの父。ガラス職人。


■ティム(故人)

シンディの祖父でマットの父。ガラス職人。


■ジェイン・ブロンテ・ロチェスター

クロエのガヴァネス。先代のロチェスター子爵夫人

コーデリアとトニアの幼馴染の一人

実家のブロンテ男爵家はジェインの持参金を用意できない程貧乏だったため、ジェインは王宮で侍女として働いていた。

亡き夫の後妻として30歳を超えてから、先代のロチェスター子爵と結婚。

貴族には珍しく恋愛結婚で、先妻の子である現ロチェスター子爵とも良好な関係を保っている


■ウォルト男爵

グランチェスター家の分家筋にあたる貴族家の当主。狩猟場の管理を任されている。

ベンジャミンの伯父


■ウォルト男爵令嬢

サラの大人になった姿ソフィアのファンで、ソフィアに騎士服もどきを着せた人物。

ベンジャミンの従兄妹


■ロニー

グランチェスター家の所有する牧場の責任者


■ジェイド(43歳)

麦角菌が発生した開拓地(後のバレイ村)のまとめ役


■エルザ(40歳)

ジェイドの妻。開拓地の真の実力者


■アイン(38歳)

ジェイドたちの開拓地を含む地域の徴税官


■ルーカス・ウィロビー (11歳)

女性たちの集落に住む少年。叔父は他領のハーソン伯爵。

血のつながらない父親はグランチェスター領の文官だったが、横領の罪に問われて逃走。

母もルーカスを産んだ後に出奔している。

気の毒に思った父の同僚の妻だった女性と暮らすようになった。

なお、この女性も夫の逃走から置いて行かれている。


■ジャック

スラムの住人。スリの元締め。




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アカデミー関係者


■コリン・ディ・マッケラン

アカデミーの錬金術科の教授。前マッケラン子爵の弟で騎士爵。


■マイケル・アインズ

アカデミーの錬金術科の教授


■イアン・ヒル

アカデミーの錬金術科の教授




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アヴァロン王国


■国王(62歳)

10年前、ロイセンのアドルフ王子の暴挙に憤った人。

アドルフ王子の粛清によって、ロイセンから隣接地域を割譲され、戦争もしてないのにちょっとだけ領土を増やした。

そのため和解金の半分をレベッカに渡しており、王都近くにレベッカ用の領地とレベッカの将来の夫に子爵位を用意した。


■王妃(59歳)

10年前、アドルフ王子に嫁ぐ予定だったレベッカに王子妃教育を施した。

レベッカのことは実の娘のように可愛がっているが、王子妃教育は超厳しかった。

王太子と第二王子の母


■アルバート王太子(38歳)

国王の長男で王太子。そろそろ父王が譲位するかなぁと思っている。


■オリヴィア王太子妃(36歳)

アールバラ公爵家の長女として、王太子妃に輿入れした。

アンドリュー王子の母。

ヴィクトリアの姉


■第二王子(30歳)

国王の次男


■アンドリュー王子(17歳)

王太子の長男。魔力量は王室の中でもっとも多いのだが、魔力制御にやや難あり。

狩猟大会のためにやってきたグランチェスターで、魔力暴走を起こしたが、サラによって事なきを得た。


■第二王子の息女(5歳)

男子が多いアヴァロン王家の貴重な独身王女。しかしまだ幼女


■国王の妹姫(51歳)

アヴァロン王家の独身王女ではあるが、2回の結婚歴がある。

一人目の夫は戦争で死亡、二人目の夫は病で死亡。

美魔女と評判で若い愛人も多い。


■タイラー子爵

トマスの祖父


■アールバラ公爵 (28歳)

アールバラ公爵。セルシウス侯爵の長男であり、ヴィクトリアの婿となってアールバラ公爵を継承した。


■ヴィクトリア・ラディア・アールバラ (25歳)

先代アールバラ公爵の次女であり、現アールバラ公爵夫人。

王太子妃の実妹。

かつてサラの父であるアーサーを婿にしたいと考えていた。


■アルフレッド・アールバラ (6歳)

ヴィクトリアの息子で、アールバラ公爵夫妻の長男 (小侯爵)


■ユージェニー・アールバラ (3歳)

ヴィクトリアの娘で、アールバラ公爵夫妻の長女


■ハリントン伯爵

ワインを特産品としている領主。

母親は現グランチェスター侯爵であるウィリアムの姉であるため、エドワードやロバートにとっては従兄弟にあたる。

最近ワインの売れ行きがちょっと落ちている。


■エレナ・ナディア・グランチェスター・ハリントン

現グランチェスター侯爵であるウィリアムの姉。前ハリントン伯爵夫人。

ハリントン伯爵の母。

下手な騎士より剣術が強い


■ライサンダー・ディ・セルシウス

セルシウス侯爵の三男。アールバラ公爵の実弟。博打で作った借金がある。

ソフィア姿のサラに求婚しようとしてゴーレムに捕まった。

ひょろい体型だが、一応騎士らしい。

結婚後は伯爵の爵位を継げる予定だったらしいが、今後どうなるかは不明。


■セルシウス侯爵

アールバラ公爵の実父。三男のライサンダーの素行の悪さに呆れ、激しく叱責した後に謹慎を言い渡した


■バーナーズ伯爵令嬢

リップクリームの容器についた魔石に驚いたご令嬢


■ランズフィールド侯爵

グランチェスター侯爵の友人であり、エルマブランデーを気に入った貴族の一人。

ソフィアを下ネタで揶揄うなど、ちょっぴり下品。


■フェリクス・ディ・オルソン (30歳)

オルソン子爵の長男。レベッカの兄。

狩猟大会の優勝者


■パトリシア・エヴァンズ (15歳)

エヴァンズ辺境伯令嬢。

アンドリュー王子のことを狙っているクロエのライバル。




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ロイセン王国


■第一王子

第二王子の巻き添えで10年前に死亡


■第二王子 アドルフ

かつてレベッカを強引に側室にしようとした人物。ただしレベッカを召し上げる前に粛清されて死亡。

意外と政治能力は高かったようだが、素行が悪すぎたせいで粛清された。


■グリューネヴァルト公爵

ロイセン国王の第3子であり、かつての第三王子

妻が第二王子に襲われたことを恨みに思い、粛清を決行した人物。

王妃が王以外の男性との間に儲けた子

粛清実行後、自身が王の実子ではないことを明かして王位継承権を放棄


■国王

3人の王子の父親。ほかにも姫が2人いるが、既に嫁に出ている。


■王妃

第三王子の母。護衛騎士と密かに一線を越え、第三王子を身籠る


■王太子ゲルハルト(28歳)

国王の甥(父親が国王の弟)

第三王子による粛清の後、第三王子が王太子に推薦

政略結婚で嫁いできた幼い妻を病気で亡くし、現在は婚活中

音楽が大好きなので、ヴァイオリンを演奏したサラを母国に連れ帰ろうとしたため、ロリコンの嫌疑がかけられている。亡くなった奥さんも幼な妻なので、そう思われても仕方ないかなと諦め気味。


■王太子妃 マルグリット(享年15歳)

ゲルハルトの最初の妻。幼かったため白い結婚のまま病死

沿岸連合の一つであるサルディナの姫

便宜上『姫』と呼ばれているが、サルディナは共和国なので正確には姫ではなく令嬢

サルディナは旧王家の血筋を持つ3つの家が勢力争いをしており、ゲルハルトの妻が亡くなった後に次の候補を選出できなかった。

なお、沿岸連合に加盟する他国もゲルハルトの妃候補を立てる動きがあり、互いに牽制し合ったため、ゲルハルトはアヴァロンで嫁を探すことにした。


■第三王子妃(故人)

第二王子に乱暴されたために自死

沿岸連合の一つであるロンバルの王女


■アンネリーゼ・グリューネヴァルト

グリューネヴァルト公爵令嬢

かつての第三王子と王子妃の娘。母親が亡くなったときには幼児だった。

グリューネヴァルト公爵を推す一派から担ぎ上げられそうになっている。


■ウルリヒ・フォン・ジルバフックス

ジルバフックス男爵。ゲルハルト王太子の側近で、かつては学友であった。

ロイセンの鉱物資源を有利に取引できるよう、沿岸連合の息のかかっていないウルリヒ商会を設立し、自ら商会長を務めている。


ジルバフックス男爵家はオーデル王国の頃から続く由緒正しい家柄で、先代の頃に領地に潤沢な埋蔵量を誇る金山が発見されたことから、ロイセン国内でも有数の富貴な貴族家として知られている。




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神々


■マルカート

サラたちが住む世界の神。ガイアの世界から魂を盗み出した。


■グラツィオーソ

マルカートの姉神。別の世界の神


■マエストーソ

マルカートの兄神。別の世界の神


■ガイア

更紗が住んでいた世界の神



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その他


■ブランシュ姫

オーデル王国の最後の姫でブレイズの母。故人


■シャルル公子

オーデル王国の公爵子息でブレイズの父。故人

ブランシュ姫とは従兄妹同士


■セリーナ

アールバラ公爵夫人の侍女。アールバラ公爵家の遠縁で騎士爵の娘。ソフィア姿のサラに無礼な態度をとる


■マダム・ヴァイオレット

自分のサロンで年若い貴族の令息をわざと泥酔させ、怪しげな賭博で荒稼ぎする|高級

娼婦クルティザンヌ


■ラスカ男爵

未亡人になったアデリアを妾にしようとした。

サラを引き取り、将来の妾にすることも考えていたらしい。

チゼンと結託してアーサーを暗殺した疑いがある。


■チゼン

商人。アーサーの商売敵だった。

アデリアを妾にしたいラスカ男爵と結託してアーサーを暗殺した疑いがある。


■マイアー (45歳)

沿岸連合に加盟するロンバル共和国に本拠地を持つシルト商会の商会長。

その他の国でも、正体を隠していくつかの商会を持つ。

猛禽類のような鋭い目をしたイケオジだが、笑うと可愛いらしい(サラ談)


■ジャスミン

アヴァロン王都を中心に活躍するドレスメーカー(ファッションデザイナー)


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― 新着の感想 ―
[良い点] 登場人物を探せる [気になる点] ルーカスってサラの親戚ですよね? 等身的にはスコットのように再従兄弟? 神々と連絡が取れるなら 転生者探しもしやすそう [一言] 数日で一気読みしました …
[良い点] だんだんと登場人物増えて、思い出せない人も多くなったので助かります。 今までは使っていたノベルアプリで、文章内検索ができていたので、忘れていた登場人物や場所など出てきたページを探せていたの…
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