詩*夜空へ* 夜景 作者: a i o 掲載日:2019/11/23 夜は溢れるものだから 闇はこぼれていく 手のひらのような地平線 そしてその先 暗がりの中でだけ 暖かくなれるような 臆病さを抱えて 灯す明かりに 開かれていく 星は星の光を繋ぎ ひとつひとつと 数え上げながら 一体となる矛盾に 安堵し悩める 流星は落ちる 吐息のような風が 夜空を浚って 瞬く間に暴かれた 孤独たちの呼応する藍 分かり合えずとも 重なりあえば 色を濃くするから ねぇ、一緒に 君の見上げる 等級のないさみしさが 今、輝ける 夜の話をしよう