レイシル覚醒
設定を変更します。
投擲術レベル125→レベル158
次の日、村の狩人達が林に出掛けてもう1日が経った。
俺は外出を認めて貰っていないので家で過ごしていた。その間に俺は勇者について学んでみることにした。
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勇者召喚が初めて行われたの今から千年も前の事である。
この世界アルカルデに六つの種族が暮らしていた。
ある日アルカルデに神々が降りてきた。その神々は各種族を戦わせゲームをしようとした。
それに激怒した人類の王は神々に戦いを挑み討ち滅ぼそうとした。
しかし神々の強大な力の前では全くの無力だった······
そこで人類は叡知の結晶である勇者召喚の儀を執り行った。
そして喚ばれたのがニホンという国のカミシロ クウガという少年だった。
その勇者は強大な力を持つ神々に一人で挑み神々を討ち滅ぼした。
人々はカミシロクウガを《極天勇者》と呼び、敬い畏れ感謝した。
そして、その勇者は自分の世界に帰って行った。
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まあこんな感じかなぁ。それにしてもカミシロっていつの人だろう?
それにしても神々を討ち滅ぼしたなんて神様越えてんじゃん。
勇者ねえ~、その時、友達の顔が思い浮かんだのは俺の一生の秘密だ。
さて、そろそろ雲行きが怪しくなってきた。さすがに遅すぎる。
やはり何かあったのだろうか?母さんには悪いがちょっと行かせて貰おう。
裏口からこっそり出て林に向かう_______
林の中は静まり返って鳥の鳴き声一つしていなかった。
「これが嵐の前の静けさってやつか」
今俺は家の倉庫から持ち出した鉄の槍を持ってきている。
ただの槍だが投擲術レベル4をもってすればこの体でも獣を倒すことが出来る。
その時林の奥から獣の叫び声が聞こえてきた。気配を殺して近くまで行くと。
そこには人の死体を弄ぶ魔獣がいた
(このままじゃいずれ村に行ってしまう そうなったら皆も······)
(不意討ちなら殺せるか···?)そう考えすぐさま槍を投げる。
槍は狙い通り魔獣に向かって飛び眼球に突き刺さる。
「グルアアアアアアア」「何で死なないの!!」
目にぶっ刺さっているのに何で死なないのかな~。なんて考えている場合じゃない!!!
魔獣が怒っちゃった······「逃げろオオオオオオ!!!!!!!」
一目散に逃げ出すが幼児の走るスピードなんてたかが知れていて。
魔獣に追い付かれました~「やっぱり~!!!!」
普通に吹っ飛ばされ崖へとダ~イブ!!!って崖えええええええ!!!!何で!!!!
そのまま崖にまっ逆さま、意識を失った········
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村人の可能性の泉を発見しました。
これより可能性が変動します。スキル投擲術を確認しました。レベルが加算されました。
現在確認されている覚醒者 3人
極天勇者 魔導極王 村人
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―意識が戻る―
魔獣が目の前にいた。「うわっ!!!びっくりした」
後ろに跳ぶと二十メートルほど飛び上がった。「何で?体は幼児のままなのにどうなってんのかな~」
地上に降りると魔獣が飛び掛かってきたので反射的に拳をつき出すと魔獣が吹き飛んだ。
「あれっ?こんな強かったっけ? 強さとか見れないかな~」
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レイシル 種族,人間
1Lv
《称号》
転生者 神を越えし者
《能力地》
HP 0
MP 0
atakku 0
dhifennsu 0
《スキル》
投擲術Lv158
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「遂に来たーーーー!!!」
さあ皆さん遂にやって来ました異世界チート(?)の始まりです!!!