勇者のその後&レイシル少年期
諸事情により遅れてしまいました。
大体900〜1100字ぐらいで投稿していきます。
龍神の封印を解くと、そこには美しい女性の姿になった龍神がいた。
「っっ!?神々しさを漂わす金色の髪に業炎のような闘志が映る真紅の目・・・そして、
豊か過ぎる胸……おっと、イカンイカン」
「うわー、欲望垂れ流しだね〜。ちょっと引くよ…」
「忘れてくれ〜。僕だって健全な学生なんだよ」
こんな事をしている場合じゃない。早く和樹を探しにいかないと……
「えーと・・・〈シーナとでも呼んでくれ〉じゃあ、シーナ取り敢えずここから
出てくれ、探したい人が居るんだ」
「いいよ〜【竜化】」
眩しくて思わず眼を閉じてしまった。目を開けるとそこには銀翼の龍神が佇んでいた。
「相変わらず綺麗な姿だな〜」「さあさあ、背中に乗って〜」
僕が背中に乗ると、龍神は大きく翼を開き次の瞬間には雲の上にいた。
「ゴメンゴメン〜、久し振り過ぎて力を出しすぎたよ〜」
「さあ、和樹探しにレッツゴー‼︎」
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どうも、レイシルです。現在生後一年が過ぎました。
どうやら、フィール王国で勇者召喚が行われるらしいです。
「おかーたん、きょはなにすの〜(お母さん、今日は何するの)」
いくら言葉を知っていても舌が足りないらしい。
「今日はね、教会で能力測定をするのよ」能力測定か〜、あまり期待しない方がいいかな。
そんな訳で村の中の教会にやってきました。
生後一年を過ぎた子供は教会で能力測定をしなければいけないらしい。
そんなことを考えていると、目の前に石版が出された。
「ここに手を出してください」神父さんらしき人にそう言われたので大人しく手を出すと
石版が光り……
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レイシル, LV1 種族,人間
【称号】
村人
【能力値】
HP 20/20
MP 0/0
attack 16
speed 9
defense 8
【スキル】
なし
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やっぱり普通か〜。まあ、こんなものだろう。
「大丈夫よ。頑張ればステータスは上がるから」
「しょうなの〜?(そうなの?)」
頑張れば上がるんなら大丈夫だろう。何故なら俺は開き直りの早さが自慢だからな。
取り敢えず修行してみるか〜。
つぎは、『レイシル覚醒』を投稿します。