~可能性~
まだ右も左も分かりませんが、精進していきますのでどうぞよろしくお願いします。
俺の名前は、桐山和樹普通の高校生だ。平凡な才能で平凡な毎日を送っていた。でも、あんな事が起こるなんて、人生は本当に分からない…
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「ふぁ〜っ。よく寝た。」
毎度毎度の決まり文句を言って重い瞼を開ける。そして、枕元の時計に目を向けると……
「8時」 ・・・(学校が始まるのが8時だから……8時‼︎‼︎⁇)
脳が完全に起きた俺が制服に着替え終わったのはそれから30秒後、そこから玄関を勢い良く飛び出し
学校への道のりをシュミレートする。
(ここの小道を突き抜ければ約1分早く行けるはず……)
全力で走りながら速度を落とす事無く小道に入る。しかし、素早く学校につく事しか頭にない俺が抜けた先に道路があるなんて考える訳も無く……。
(やべっ)そう考えたのも一瞬で、俺の意識は暗闇の中に堕ちていった。
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「オギャア‼︎‼︎オギャア‼︎‼︎」(うるさいなぁ。なんて目覚めだ…)
そう思い耳を塞ごうとするが体が動かない。
(事故の後遺症かぁ、まあ、命があっただけいいや)そんな事を考え一応納得すると急に周りがはっきりと見えてきた。
(これはどういう事だ?自分の手小さい。うおっ!?)
いきなり視界が上がったかと思うと目の前に20代ぐらいの綺麗な女性の顔が目の前にあった
「ー〜〜〜〜ー〜ーー」
何か喋っているようだが分からないので笑って返すと
「ーー〜〜ーー!!」
とても嬉しそうだったので時々やろうと思った。
(やっぱりこれって、異世界転生だよな〜、チートとかあったりするのかな) と、若干期待しながら
再び意識は暗闇の中に堕ちていった。その時、俺が見たものは満面の笑みで抱き合う2人の男女だった。
次は設定を載せる予定です