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不良と幽霊の話(4)
次の日クラスのやつらが全員食堂に行くのを見計らってから翔太を尋問した。
あまり聞かれたい話ではない。
「だから知らねーって。昨日俺はお前にメールなんかしてねえよ」
「嘘つくな!昨日お前の携帯から泡介がメールしてきたんだよ!なんの嫌がらせだてめえ」
あいつは間違いなく死んだ。
俺はこの目でそれを見ているんだから。
「落ち着けよ倒、ほら携帯見てみろ」
そう言って携帯を差し出してきた。
「そんなもん後で消せるだろうが。俺の受信ボックスにちゃんと残って……」
突き出した携帯。
固まる身体。
「ん?ないじゃん、そんなの。お前ももう少しうまく嘘つけよなーせめて偽造メール作るとかさあ予め俺と組んでクラスをビビらせるとか。あんまりにも真実味にかけるだろ。てかお前絶対抱介に祟られるぞ?」
「ああ……そうだな。わりい」
急に謝った俺に戸惑ったような顔をする、
だがそんなことはどうでもいい。
「どうした?お前調子おかしいぞ?俺みたいに体育サボって教室で寝てればよかったのにっつーぐらいだ」
顔色が悪いのだろう、心配そうに声をかけてきた。
「いやなんでもねえ、気分悪いから俺もう帰るわ」
いつもどおりのサボリ、だが今回はマジで気分が悪いな。




