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不良と幽霊の話(3)
その夜。
「あ?メールか」
不良というのは疎まれているようだが実際明るく社交的だ。中学でも大抵中心となるし、盛り上げ役。
俺もまたそんな感じだからメールが来るのは珍しくねえ。まして相手は久志原将太で別にいつも通りだ。
「が、この内容はなんだ?」
一辺 倒君へ
僕は将太君じゃないよ?うん今ね、僕メールができないから困っていたところを遊び帰りの将太君が通りかかってね。貸してもらったというわけなんだ。
さて、君にメールしたのはほかでもない。
君に会おうと思うんだよ。だってほら僕たちは普通ではない仲だろう?
近くにカフェがあるし。
公園もある。
なんなら遠出して遊園地もいいね。
とにかくあって遊ぼうという極めて当たり前な高校生的なメールだよ。あ、返信は
そのまま将太君に送ってくれていいからね?
早めによろしくー
追伸・汗まみれだね、運動かい?君らしくないなあ。
おっと遊びの誘いか。うんまあ最近だりいけどこういうのも悪かねえ。
「って言いてえよ。ラストに書き加えてある名前がお前じゃなきゃな……」
耕紫 泡介
偏差値七十にも関わらずこの高校に入った異端児
趣味、読書、
特技、勉強全般。
口癖、退屈、飽きた。
数日前に焼却炉で発見されたクラスメイト。




