ホワイトロード ― あの日咲いた恋色の花は、色褪せないまま ―
平凡な毎日。特別不安も不満もない。
大切な家族、友達だっている。仕事も順調。大好きな音楽だって側にあった。
それなのに、なぜか恋愛だけ前向きになれなかった。
その理由は分からない。
――それは、あの屋敷の扉を開ける前までの、私だった。
大切な家族、友達だっている。仕事も順調。大好きな音楽だって側にあった。
それなのに、なぜか恋愛だけ前向きになれなかった。
その理由は分からない。
――それは、あの屋敷の扉を開ける前までの、私だった。