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これは人生の仮タイトル  作者: モ虐
1."You walk down a stormy road and see the end of it."

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6."The source of the uproar is closer than you think."

 

 地獄の質問コーナー、まず最初の質問は黒崎さんからだ。

「里香と知り合ったのっていつなの?」

 これに関しては僕も正確には把握していない。

 和也に聞いた話によると確か京都で住んでた家に引っ越したのは僕が2歳の頃。

 岸部家はその前からうちの隣に住んでたという話なので僕があの家に引っ越してすぐ、引っ越し蕎麦を渡しに行ったタイミングではないだろうか。


 といってもお互いその頃の記憶なんて一切ないわけで。

「記憶ないけど、和也の発言を信じるなら2歳の頃。記憶が曖昧なあの人の記憶を信じるなら」

「和也さん信用なさすぎひん?」


「あの……カズヤさん?って誰?」

 という黒崎さんから当然すぎる問いだが、

「僕のお父さん」

「「「「お父さん舐められすぎじゃない!?」」」」

 黒崎さんに加えて加藤さん、佐々木さん、高木さんまで驚かせてしまった。


 自分の母親をちゃん付けで呼んでいた夏菜子に僕が驚いていたぐらいだ。

 当然と言えば当然なのだろうか。


「まぁ和也だし……」

「まぁ和也さんやし……」


「「「「なんでそれで納得できるの!?」」」」



 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「でさ〜、小林は里香のどこが好きなの〜?

 あーしらも気になってんのよ。里香と小林の恋バナ〜」

 加藤さんからの質問はこれまた大きく出た内容だ。


 そもそも付き合ってないと言っているのに。

「だから、好きも何も無いって。ただの幼馴染なんだけど。」

 そう答えるや否や、

「そうもキッパリフラレるとなんか女としてショックやわぁ

 ハヤっちにフラレたのが嫌なんじゃない。なんかこう、女としてダメって言われてるわけではないのになんかこう……」


「「ヒューー」」

「黒崎ちゃんも愛香ちゃんもうるさい!」

 100%里香が悪いはずなのになぜか怒られてる2人は、ニヤニヤしながらこちらに寄ってくる。

 再び質問が始まって、終わる頃には昼休み終了ギリギリだった。


「和也さん、って親しい呼び方をしてるということは家族ぐるみの付き合いってこと?」

 佐々木さんの質問はかなり的を射ていた。

 間違いじゃないし、ここでうんと答えればただの家族同士仲が良いだけの幼馴染だ。

「え?家族同士仲いいどころか、親は京都にいるから私だけ小林家に居候してて……」


「「「「親公認!?」」」」

「「違うわ!!」」

 思わず関西弁でツッコんでしまったが、

「まぁかなり家族同士の付き合いも長いから、里香の親も僕んちだったら安心って思ったのかな………てか和也も昨日になるまで里香がうちに住むなんて教えてくれなかったし……」

 正直そこは自分でもかなり意味わからない話だとは思う。

 遠い場所に引っ越したはずなのにまさか幼馴染も同じ高校に入学してきたかと思いきや、まさかの居候で、、、なんて聞いたことがない。



 最後の質問は「小林のことをどう思っている?」という高木さんからの質問。

 もはや僕への質問ですらない。

「え?それもう里香への質問じゃ……」


「「いいから!」」

 黒崎さんと高木さんの謎の圧により僕は反論を諦め、里香を見守ることにしたが、僕は思う


「嫌いではない……というか好きか嫌いかなら好きかなぁ」

「告られたけどどうするの?隼人くん」

「告ってない!好きなんは友達としてやから!!」


 僕が里香と付き合っているというその誤解を生んだのは里香がすべて悪いのではないかと。


 仮にも里香はモテる女なはずだ。

 その彼氏がこんなクソ陰キャなら確実に妬まれる。

 まぁこんな美少女揃いの明らか1軍女子グループとつるんでいたら「アイツいじめたら嫌われるぞ」的な感じになってもおかしくはないがまぁこれからも仲良くやっていける保証はない。


 後で里香をどうにかしなければ。

 そう思った昼休みであった。



第6話「騒動の原因は、思う以上に近くにある」



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