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社会では変人な俺は仙人見習い  作者: tukumo
魑魅魍魎賭博黙示録
82/86

哨戒

「御用改めである!烏天狗警察だ!」


     …し~~~ん




「黒羽巡査、奴等一匹残らずいませんもぬけの殻です!」



「くそっ!撒かれた…」




 ~10分程前~


「おい!大変でぇ、哨戒の奴等がガサ入れに来るぞ!!」


「「な!?」」


 賭場にいる人妖仙等は急いでその場を逃げる



「サツが乗り込むってことは誰かタレ込んだか」



「そうじゃろうておおよそ負けた腹いせというとこじゃないかのう?」



「はあはあ…烏天狗って機動力あるから速く逃げなくては」



「大丈夫か八仙、私もパクられるのは嫌だからおぶってやろうか」



「いえ師父…ぜえぜぇこれくらいははあはぁ」


「ヌハハハッ、八仙もまだまだじゃのう?私は土壇場でもほれ、勝ち金と賭場に取り残された金目の物はきっちりちょうだいしてきだぞ」



「ひぃひぃ…流石美さん、ちゃっかりしてらっしゃる…」


 俺は二人を必死に追いかけた日本の山々でも治安維持の為主に天狗が目を光らせている


 本部は鞍馬山、全国に哨戒派遣を行っている因みに此処、関東地方は邪仙人が多いため常にマークされている時期もあったそうな。


 しかし、邪仙人代表で師父が土着の神々の世話役や山の見守り補助等をしているお陰でだいぶ緩和されている。




「巡査、情報屋の言っていた通り確かにこの賭場に件の女酒仙が居たのは確かです」


「うむ…」


「伝令!黒羽巡査既に女酒仙、何仙姑は天上の者に捕縛された模様です!」



 ざわざわと周囲は驚くあの女酒仙はやく百年程神出鬼没に現れ、姿は天上の者でも追跡が不可な程逃げ上手であったからだ。




「そうか流石は天上の方々だ」


「…それが」


「どうした申してみよ」


 部下は苦々しく口を開く


「どうやら捕縛できた切っ掛けがあの付喪の邪仙人とその弟子だとか…」



「(またあいつ等か!)」



「一旦帰還するぞ事情聴取で山本付喪とその弟子を連れてきてこい」


「はい!」




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