酒、賭博、女は程々に
「丁方ないか?丁方ないか?勝負!…ミゾロ丁!」
「ぬあー!チキショーッ」
「…かかあに怒られる」
「くえっくえっ…旦那ァ約束の尻子玉は頂いて行きますぜ」
「嫌だあぁ!!」
「おっしゃあ!これで鬼金からの借金返済じゃあ!」
阿鼻叫喚、魑魅魍魎達の賭博場がたまーに山奥で開催されるので師父と美さん3人で来てみたら案の定というかひとりひとりの人妖にドラマがあった。
「(鬼金怖ッ…)」
鬼金とは人里でいう闇金の何億倍も慈悲の欠片もない鬼が経営している貸金業だ。
利息と福利も鬼畜使用。
1日でも返済が遅れるようものなら鬼の腹の中か酒の余興で満足するまで唄ったり踊らされる。
因みに、尻子玉を抜かれた目の前の妖さんは泡吹いて白目を剥いて倒れている。
「ようし!一丁派手に儲けるぞ!」
そういい意気揚々と軍資金の米ドル札を扇のようにひらひら仰ぐ。
魑魅魍魎達も普段は人に化けて暮らしたり商いに勤しむ妖も居る。
「美さんの軍資金は全額何分で溶けるか師父賭けませんか?」
「そうだな、一時間…いや20分に200スイスフラン」
「じゃあ俺は勝ちまくって調子にのって最後の大勝負で負けると予測して…2時間、2時間に500ルピー!」
さあ、果たして美さんは何処で破綻するのか!?結果は次回へ続く!




