オカルト研究は恐れない
「マリちゃんこの辺りに古墳があると思うんだけれど見つかった?」
「ご主人…こんな町のなかにあるんですか?」
「確か此処って八仙さんの故郷だった筈です」
オカルト研究マニア東雲京子、地元の大学では成績優秀で只今休学届けを出して関東地方迄足を運んで趣味に勤しんでいる。
「うーんネットでも地元の図書館でもこの辺りに…あ、此処だわ!」
そう指差す場所はフェンスで囲われたなんの変哲もない盛り上がった小さな丘
「これが古墳?」
「間違いないわあと数ヵ所にもあるみたいこんな団地の敷地の一角にあるなんて面白いわ!」
「ご主人…向こうの歩道からお巡りさんがガン見してますよう~!」
威風堂々…いや不審がられて周囲の人は唖然
「…さて、それでは以前八仙さんが語っていたこの町の怪談噺の場所も探ってみましょうか」
「あのう京子さん、その私お腹空いちゃって…」
ふと手元の時計に目をやる
「あら?もう13時過ぎてるわごめんねさちえちゃん何処かで昼食とりましょうか」
「あ、ご主人此処からですと市役所の食堂がおすすめかと」
「あら?一般人も入店可能なの?」
「はい、八仙さまが幼少の頃良く連れていって貰ったとかそこの定食は美味しいらしくて」
「では二人とも市役所へ行くわよ!」
「「おーーー!」」
オカルトマニアは恐れない知りたい事を知れないなんてつまらないから
「なんなんだあの子達…」
見守っていた警官はたじろいだ




