表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
社会では変人な俺は仙人見習い  作者: tukumo
変人仙人以下日常
62/86

そして現在

伊予巡りを終え、帰還し季節は湿気で衣服が乾かぬ木は腐るやがて蝉は鳴くわ雨や水害に米不足と続いた今日この頃へ。


「あー…暑いもうすぐ9月に入るってのに」


「まあまあ八仙、ようやっと私らに平和な日常が戻ってきたのだ冷酒でも飲んで気楽に楽しもうでないか!」


 6月から冷房を入れたせいで電気代がべらぼうに高くてなってしまったので、

 今月末は冷房制限をかけたのだが我が家に居座る駄目仙人(美さん)はだらけきった崩した服装で団扇を仰ぎ3合目の冷酒を仰ぐ。



「いや、人の家でそんな寛いで昼間ッから呑まないでくださいよ」



「仕方ないじゃろが、八仙らが楽しい旅をしてる間に私は姐さんに強制送還からのきっつい修行をさせられた挙げ句、帰国したらお前の師匠が色恋沙汰で私も宥め約で間に入って話し合い…ようやっと平和になったんだ呑まずにいられるか!」



 この3ヶ月程の間は激動であった。


 帰宅したら20時は軽く越えていてその夜は早めに寝た。


 それから翌朝、東雲さんとマリアが暫く近所に住むことになるそうで挨拶にきた。


 そうなるんだろうなと予想はしていたけれど、

 たった1日でまさかまた再開するとは…

 というよりも東雲さん近所に別荘あるんだって言ってたから納得した。


 身支度しておけば夜行バスでも車でも1日あれば来れるからね。行動力がお化けだよねうん。



 あ、避暑地という名目でさちえさんと長船さんが東雲さん家に頻繁に入り浸っていて大変申し訳ない気持ちで一杯だったんだけれど

「マリちゃんも喜ぶし女子トークで盛り上がりますので~なんなら暫く泊まっていっても全然構いませんよ~!」って言う東雲さんと

 それを聞いてた女子(歳はお婆さんと死体)お二方も満更ではなかったので暫く彼方に居候させて貰っている。



 そして最近になって師父と例の恋い焦がれた女性との決着がついた。


 まあ帰国した美さんが女性の方を宥めたのが大きいかも。



「ふぃー…女ってのは怖いねえ」


 四合目の酒の蓋を開け溜め息をつきながら言う美さんはレディコミを読みながら呟いていた。



「まだ話は終わってませんが?いいですか、俺だって師父の話し合いに折り合いに決着がつくまで長船さんにめっちゃ修行させられたんですからね?」



 嗚呼そうだよ、長船さんって加減を知らない節がある。一回の修行で長期のクールタイムが発生するんだもの…それに気圧のせいで頭痛は凄かったし。



「なにぃ?私の苦労より千倍マシじゃろうが!八仙には解るまい、煩悩を取り払う為といい、私の有り金を故郷の道教の者共に全て払わた挙げ句、お遣いやら家事洗濯させられるわ、道場の屋根修理させられるわ…私は便利屋か!」



「え?そんなんで済んだんですか?もっとこう命掛けの修行させられたのかと思ってました。」



「はあんっ!?本気で殴るぞ?良いのか?」



「す、すみませんでした…」



 いかん、、、あの目は相当辛かったんだろう。

 めっちゃ涙目だし血走っているし怖いわ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ