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社会では変人な俺は仙人見習い  作者: tukumo
さらなる高みへ
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尻子玉攻防戦

河川の側にとても立派な土俵あり

 なんでも銀治さんや他の河童総勢で建築したそうな…それにしても神前試合の土俵同等?

 とても…立派過ぎです。



「あっしが行事をやらせて貰います河童の<喜之助>でございます。はばかりながら本日の日柄も良く、相撲日和となりましたこの相撲一番にて契りは果たされるのでございます。東~山村八仙西~銀治の里~お互いに見合って見合って!」




 顔触れ言上は本来試合前日にやるんだけどねどうやら神前では無いことから行事の呼び上げは簡略化されるらしい。


 土俵で俺は先手をとるかとるまいか悩んでいた河童の銀治さんは隙がないどうやら相当のベテランとみた…先手といこう我武者羅に押しきる!



「!はっきょい、残った!!」


「ぬんっ!」


「ッ!!」


 やはり銀治さんは強い張り手一撃が重い

 まあ、妖怪なんで人間より力があるのは勿論の事だけどこのままでは土俵の外に投げ飛ばされる足枷事飛ばされ兼ねない!



 氣を集中させ、足元を踏ん張り掌に氣纏い八卦を繰り出した。


 そして…


「ぬお!わいが土俵の外に押し出されるだと!?」



「勝者~山村八仙!」


「ふぅ…尻子玉死守」



 左手の張り手がいい感じに銀治さんを押しきった。





 ~閑話休題~



「クケッケッケッ!素晴らしいのう!久しぶりにわいも全力で楽しめたけぇ。そんじゃあ約束通りわいの娘をやろう」



「初めまして、禰々子(ねねこ)と申します以後お見知りおきを八仙様…」



「……」


「八仙様?」


「!あ、うん宜しくお願い致します」


 マジか黄○河童よりべっぴんさんとか良かった~尻子玉とられなくて…え、良いの?本当に

 今更ながらこんな美女とお付き合いしていいの?



「クケッケッケッ!どうじゃあ?わいの娘はべっぴんじゃろ?お前さんなら安心して嫁がせられるけぇ!」



 …いや結婚は早くない?


 結構困惑していた俺を現実に引き戻す死体が囁く「あ、禰々子さーん八仙様はまだ修行が続きますのでもう少しだけお待ちになってデートの日取りは事前に私が報告致しますので暫しお耐え為さってください」


「そうですよね八仙様は修行の身、私はいつまでもお誘いお待ちしております」


「なるべく早く貴女の元へお誘いにきますからね!」



 俺は修行への士気がぐんと高まった!



「はい、では次の修行はご主人の下でやることになるそうなので八仙様、取り敢えず庵へ戻りましょう」



 こうして俺はまた此処へ戻ることを誓い長船さんと師父の庵へと帰った。

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