番外編 邪仙と天仙の飲みトーク
時はドキドキキョンシーレース開催される一ヶ月程遡る…
~師父の庵~
「はあ…」
「ん?どうしたんじゃお前が溜め息なんぞ」
年も明け俺は里帰りや町に繰り出して遊び呆けていた頃、腐れ縁であるお二方は庵で酒を酌み交わしていた。
「最近、私の弟子がどうもたるんで居るようでな…此処等でだらけきった性根を鍛え直そうかとな」
「ほう…確かに最近何やら夜遅くまで町に繰り出しては朝方に帰ってくることも多いのう。」
「私はな、あの頃の年代なら遊んでも構わんと思うが彼奴は金丹を服用し僅かな期間で長寿を目指す仙人になったんだぞ?若いうちから怠けてたら普通の人よりも衰えるわ」
「しかしなあ…八仙だって年頃なのじゃから夜遊びくらい多めに見ても良いと思うがなあ?寝ているとき氣を練っては瞑想もしておるしなあ」
二人の酒の肴は俺となる。
「お前は知らんかもだがな八仙は無意識の域に達していれば基本器用にこなせるんだ要領が元々悪いからな身体で覚えさせたんだよ。」
「ん?八仙ってそんなに要領が悪いかの?洋人形を直す時や御札の書き方やら和漢方も結構活用出来ておるではないか」
師父が苦笑いをしながら口に酒を含む
「アイツはな、興味がある事にはとことこん知能指数が高くなるんだよ…」
「ふむ、なら今の暮らしは八仙にとって極楽なのかのうフフッ…」
美さんの気楽な回答に師父はまた溜め息を吐いてからぽつりぽつりと語りだす
「アイツとは日野の河川敷で出会ったんだあの頃のアイツは今よりちっこくてぶくぶく肥えていてなあ、精神も幼かったし泣き虫で貧弱で…」
「おいおいおい?守銭奴で姑みたいに五月蝿くてそこらの下等妖怪なら始末できるお前の弟子の事か!?」
美さんは驚愕した
後にこの時の驚きっぷりをネタに師父は時折からかっては脱衣麻雀に持ち込むこととなる。
暫く番外編続きますぞ




