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社会では変人な俺は仙人見習い  作者: tukumo
神々との接待
33/86

夜の営業トークは神にも通ず

 やって参りました関東のとある八幡宮の社にて留守神様と我ら仙人or神隠しの子、純粋に楽しむには先ずは好印象を出さなければ誰も見向きもしないので今、着なれない神道に仕える者の服を纏い手土産の和菓子と酒を献上する


 (うおおお‥緊張するキレやすい神に当たればなにをやっても死が確定だよ‥)こういうの苦手なんだよでも逆に考えるんだ苦手ならもう人間らしい節度で接すればいいんじゃあないかって



「そんなに緊張するでない人間よ我らは別にとって喰おうとするわけないのだ。そうだ、せっかくだ何か面白いことしてみよ」


 無茶振りキター!飲みの席でまだ場が素面の時に芸をされられる奴ぅ~



 だがやるしかあるまいて‥


「では僭越ながら(天降り先でヤマタノオロチ退治の際、せっせと酒を拵えるスサノオ様)」


 取り敢えずヤマタノオロチ伝説で退治の前準備をするスサノオ様の芸を大袈裟なリアクション付きでやってみた


「「「「わははははは」」」」  


 笑いの沸点低くて助かったよ


「ふっふ、お主今度出雲に参らぬか根津の國からも使者は参られるし時折スサノオ御本柱も顔を出してくださる来年は是非招待の口添えさせて貰おう」


 御本柱に見せたらそれこそ無事に生きていても後が怖いのですが?



「私なんかまだまだでございます私の師やその旧友のこの御二人に比べられたらまだまだ‥」


「ほう?お主らもやれるのか是非みてみたい」


 ((後で覚えておけ八仙))


 こういうのは巻き込むことで負担は軽減するで本当すんません‥



 結果、師父は演舞を美さんは古来の唄を披露し観客の神々を沸き立てさせた



「うむうむ!素晴らしいさあじゃんじゃん飲んで食べて騒ごうではないか我々留守を任されておるがぶっちゃけ社開けても我ら信仰多いから人間達が綺麗にしてくれるからのう」


「お、それは儂んとこもそうじゃが最近仕えた巫女が考案した御守りが人間に人気でな賽銭も奉納も信仰もガッポガッポじゃ!」


「妾の社は宮司の顔が良くてのう通いたい神社ベスト3に入った!」


「それをいうなら俺の社はな非モテの男女共の縁結びとしては随分名の知れるように「でも3割は縁切りじゃん?」な、貴様!そもそも俺の社は元々荒神を沈める為の社だったんだその荒神、すっかり丸くなって今頃出雲でのほほんとしているんだろうがな、気紛れで縁切りをするんだ」



 信仰集めも大変なんだなあ‥



 そんな中にはおいなり様や狛犬様やら供養するために持ってこられた付喪神達もなにやら追いかけっこして楽しんでいたあれ、さちえさんも混ざっている‥大丈夫そうだし楽しそうに笑っているからまあちょこちょこ様子みてれば大丈夫か





「だからあ!妾あの神主に仕えておるとはいえ妾だってあの社で奉られてるんだからちょっと宮司を襲ったって良いじゃないなのにあやつが邪魔をしてくる!」


「馬鹿だねぇ‥神に仕えた人間の仕事を色仕掛けで妨害したらその宮司が墜ちるだろうが」


「解っておるからいっそ引きずり込もうと懸命にしておるんだ妾は!」


 恋する女って神様でも同じ穴の狢でした‥

 若干重めというか手に入れるためなら手段を選ばないところ職権乱用じゃあないですかね


 そんなこんなで今宵の宴会はまだまだ続く

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