はじめての現世
あれから人里に降りてさちえさんは暫く居候として狭い部屋で共に暮らすことになり二週間程が経った。
「八仙さん!赤い高い塔ともっと高い青い塔がそびえているのですがあれも人が建てたのですか!?」
イナバウアーの様な格好になりながらもキラキラしながら都会のシンボルを眺めている
「ええ、戦後なんやかんやあってそっちの赤い塔の方は東京のシンボルで旧電波塔だったんですよなんと命綱なしでほぼ人力で完成させたとか青い塔は西暦2012の新TVの新しい電波塔です此方は人と精密な機械等を駆使し、数年掛けて完成したんですよ」
「これが‥あの薄い箱の中の人を発信させるのですか」
「まあそんな感じです」
今、観光に都会を散策しております
「取り敢えず塔の中に入ってみましょうか」
「!?中に入れるのですか」
「一般公開されてますからね有料ですが鎌倉の大仏の中に見学に行くみたいなものでしょうささ、行きましょう」
~それからそれから
「ヒッ高い‥先程の赤い塔もですが何故ガラス一枚の床があるんですかこの青い塔はさらに高くて足が震えます」
「ハッハッハそんなこと仰りながらも表情は満面の笑みが溢れてますよ」
「実は恐怖よりも好奇心が勝っているのは確信しております」
赤い塔青い塔を周り土産物巡りをし、近場の水族館に行き浅草をぶらりと食べ歩きながら巡り‥早朝から日がくれるまで巡りに巡った
「八仙さん本日も有り難うございましたとても楽しかったです!」
「嗚呼良かった~‥正直人を喜ばす事って苦手で楽しんでくれたなら何よりです。さて、どうせなら外食してから帰宅しますか」
最寄りの駅で考案する
「なにか食べてみたい物とかありますか」
さちえさんは迷わずある場所に指をさす
「あれ、一度チラシを観て食べてみたかったんです」某チェーン店の牛丼店をさす
「全く構いませんけれど(まあ明日もあるし色んな要望に答えて差し上げればいいか)入りましょう」
何時迄さちえさんと暮らすか解らないができるだけ現世の文明を楽しんでくれたいいな
あとこの牛丼屋久々に来るなあ
結構満更でもなく2人で日々楽しんでいた




