運命の日
初めて書いたので誤字脱字等沢山あるかもですが暖かい目で見て下さい
俺は加藤 軽間今日は俺の運命の日である。そう大学の合否発表だ…!
俺は高2まで喧嘩ばかりの毎日を送っていたがある時突然偏差値70もある大学を目指すことになった。何故かって?幼馴染のみかちゃんがここを目指すと母から聞いたからである!
俺はそれを聞いたその日から喧嘩を止め、死に物狂いで勉強をした。そして今合否が貼り出された。
「きゃー!」「やったー!」
周りで恐らく合格した人達が歓声をあげている。
俺も胸に期待を込めて番号を確認した。正直自信はある。模試でもA判定であったからだ。
「えーと285番…」
なんど探しても285番だけない。10回程見直したところで
「何で何だよ!!!」
軽間は大声で叫んだ。その瞬間軽間は見たこともない空間に飛ばされた。
元々は立派な宮殿だったのだろう。しかし所々に蜘蛛の巣が貼られていたら壁や柱にひびが入っている。
「ここはどこだ…?」
軽間は呟いた。その時、真後ろから声がした。
「ここは俺の館さ」
後ろの男がそう言った。
軽間は驚き後退りをし、拳を構えた。男はそれを見て笑っている。
「お前は誰だ」
軽間は尋ねる。その時男の雰囲気が変わった。ひどく恐ろしく威圧感がある。
「先ずは貴様から名乗ったらどうだ?」
男はそう言う。
「俺は軽間だ!お前は誰だ」
軽間は怯えながらも拳を構えたままそう言う。正直マジで怖い。俺の今まで培った経験で言うと即逃げろだこれは。
「俺のは堕天使ルシファー 気に入ったぞ軽間」
そう言い高らかに笑った。
「何で俺はここにいるんだよ」
軽間の問いにルシファーはこう言った。
「俺の罪は堕天。お前も何かしたのだろう。例えば国家反逆とかな。フフ…その歳で良くやったな。我の契約者に相応しい。さぁ!俺と一緒に魔王になるぞ!」
軽間は魂が抜けたような顔をしていた。ふと我に帰って考えてみた。俺が堕天?国家反逆?確かに元々ヤンキーだったけど…まーじでどーなってんだよ!!…ん?ちょっとまってよ。そんな事あり得るのか?だって落ちた人なんてもっといたぞ!よりによって俺が選ばれちまったのか…。
「ん?どうしたのだ?」
ルシファーが尋ねる。
「俺…大学落ちただけっす…。」
今まで平然としてたルシファーが頭を抱えて考える。
どーなってんだよ!説明書通りやっただろう!確かにけちってめっちゃ昔のやつ使ったけど!何故こうなってしまったのだ!堕ちるは堕ちるでもあれは落ちるだろ!そんなミスがあるのかよ!しかももう呼んでしまった時点で契約ってこれ俺はただの大学受験失敗した奴と契約したのかよー!!
「あのー俺の事返してくれません?」
軽間はそう言った。その瞬間ルシファーはすごく笑顔で肩を組んできた。
「俺と契約したからかるまっちは他の地獄の者との契約者達と戦うんだよ!!」
「ふざけるなぁーー!!」
軽間は本日二度目の心から叫んだ。