1/2
自己の探索
中一の私が初めて書く小説です。
短編の拙い文章ですが読んでいただけると嬉しいです。
僕は今、海の底のような、それでいてソラの上のような場所にいる。
自分が何者かも分からないまま。
ふと回りを見渡すと、菫色の髪の毛が印象的な少女が空気のように佇んでいた。
まるで最初からそうであったかのように。
少女は言う
「私はアイ、そしてここは貴方を探す場所よ」
そのアイと言う少女は可憐で、誰かに作られたような完璧な容姿だった。
そして僕はアイに、恋か愛かも分からない気持ちを抱いていた。
アイの心も知らないままに。