なつかしさは半分以上、存在する
ときおり見せるしぐさに
まぶしすぎて
ただ惚れてしまう
遠慮がちに話す僕のことを
気にかけてくれて
これも性格だから仕方がないよと告げる
もしも近づく関係なら
もっと強気で話ができるのに
君と僕のあいだには
悲しいかな
見えない壁が存在してる
その壁を本物の壁だと思わなければ
楽な気持ちでいられるのに
つい、これも性格だから仕方がないよと
君に伝える
人はなつかしいことを
なつかしいと思う分だけ
切なくさせて
これから先のことを
しばらくは
考えることができない
不器用なもの
明日になれば
笑って過ごせることも
とうぶんは
切なさを優先してしまうね
なつかしいことを
なつかしいと思う分だけ
とても
君が輝いてみえる
そして、
なつかしいと思えることが
君が思う分より
僕のほうが
余分にあるだろうから
余計に切なくさせる
いつ、会えると
今すぐ会いたいは
同じ会う機会を与えられたとしても
お互いの距離には
とても大きな壁が存在する
なつかしむ気持ちが
多ければ多いほど
その壁は大きな壁として
僕の前にあるね