表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/15

6

「さて、バレス様。貴女の婚約者は誰ですか?」


私は笑顔でバレス様に問いかけます。

バレス様は…


「お…お前に決まっているじゃないか!!お前はこの学園に入ってからも色々と言ってきて…鬱陶しかったんだからな!!」


本当に私が自分の婚約者だと思われているようですね。

なので私はここで訂正させていただきます。


「いえ、私は貴方の婚約者ではありません。」


「「はっ?」」


バルス様とユーナ様仲良しですね~。

上手くハモリました。


まぁ、それはさておき


「私の婚約者は貴方、つまりバレス様ではありません。私は、自身の本当の婚約者様から頼まれ学園生活でバレス様が問題を起こさないように見守り、時には注意をしておりました。私の本当の婚約者様は、出来損ないの貴方でも何とか助けたいと最初は思われていたのでしょうね…。でもそれを裏切ったのは貴方です。」


バルス様は、まだ現実を受け入れられていないようです。

周りの顔をキョロキョロと見ておられます。


…かの方と比べると…。

いえ、比べるのが失礼になりますね。


「バルス様、貴方には婚約者はいません。なのでユーナ様との真実の愛?でしたか?何だか忘れてしまいましたが、どうぞそれを貫いて下さいませ。私はお祝い致します。ユーナ様の所に婿に入られるのであれば、今の貴方の礼儀作法でもある程度許されますから。良かったですね!婿入り先が見つかって!私もかの方もホッとしております。」


私の発言に対し、ユーナ様とバルス様が又しても声を合わせて、


「「はっ?」」


と言われました。

本当に仲良しなのですね。

仲良きことは良きことです。


さて、何が不思議なのでしょうか?


「待て!レティシア!何故お前がそんな事を決められるんだ!?それにお前が婚約者だろ?」


又しても私を名前呼びされます…。


私は許可していないのですが…。


「まず、何故バレス様は私を名前呼びされるのでしょうか?不敬として罰をお受けになられたいのですか?ドMですか?」


私は口元を扇で隠します。

ため息をついたあと、私は彼らに伝えます。


「私は、バレス様の婚約者ではありません。私の婚約者様から頼まれて礼儀作法について口を出していただけです。それも今日で終わりです。あぁ…もう様をつける必要もないですね…。バレスさん、貴方はユーナ様と結婚し幸せに暮らしてくださいませ。」



私の発見に対し、バレスさんは敵意を向けてきます。


「王族に対して様をつけないなどと…許されることなどないぞ!!」


あぁ…バレスさん…本当に知ってられなかったのですね…。


情報開示からもう3ヶ月経っておりますのに…。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ