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「ではまず、私がバレス様の横におられるご令嬢に何をしたのでしょうか?」


私が発言すると、待っていましたが如くバレス様とその取り巻きが発言を始めました。


「可愛いユーナに嫉妬をし、お茶会にユーナが呼ばれないように裏から手をまわしただろ!」


バレス様が声を荒げられます。

私はため息をついて、この件に関して返答します。


「残念ながら、私は彼女を呼ばないようにという旨のお願いも脅しもしておりません。ユーナ様含め皆様は、何故呼ばれないのか考えたことはないのですか?理由は少し考えればすぐに分かる事でしたのに…。理由は、彼女の…ユーナ様のマナーがなっていないからですわ。貴方方は、その自由奔放さが気に入ったようですが…貴族として生きていくためにはマナーは必要不可欠です。その辺はお分かりですよね?お茶会は、開催者が招待客を選出します。その中にマナーが全くできていない方がおられたら?それは回りまわって、開催者自身の評価が下がることになります。自分の評価が下がると分かっていて、わざわざ呼ぶ方なんていませんわ。ましてや…自分の婚約者と浮気のような行為をされている女性なんて呼びたくないに決まっているではないですか?貴方方…男性の方々はその辺をどうお考えになられていたのでしょうか?実際に婚約破棄をした方たちもおられるようですが…ユーナ様の相手になれるのはお一人です。その相手になるのはバレス様なのでしょう?ではほかの方はどうされるのですか?一生ユーナ様を思って独り身を貫くのですか?そのせいで自身の家の血が途切れることを考えたりしなかったのでしょうか?家なんて関係ないと思っておられたのでしょうか?まぁ…既に貴方達に見切りをつけた家もありますけどね?」


私の発言を聞き女性陣は頷き、男性陣は顔を青くし唸りました。

何故こんなに簡単なことに気づかなかったのでしょうか?


まぁ…今が楽しければそれでいいと思っていたのでしょうが…。

人生はまだまだ続くのです。


一夜の夢では終わらないのですよ…。


「これで、何故お茶会に呼ばれなかったか理解できたでしょう?ほかに何か言いたいことはありますか?何か言いたいことがあればさっさと言ってくださいませ!」


私が語気を強めて言うと男性陣の三分の一はその場に膝をついて頭を抱えています。

後は帰宅後に自身で何とかするしかありません。

自分が蒔いた種ですから責任は持っていただけなければなりません。


私がため息をついていると、息を吹きかえしたバレス様が叫びます。



「お前は、私からの愛が得られないからと言って、ユーナを虐めたではないか!!」


今度は虐めですか…。


私は貴方の事なんてなんとも思っていませんが…まだ時間があるようなので反論させていただきましょう。

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