予選会はダント国・東北地区
この物語はフィクションです。
今年の予選会はダント国・東北地区で開催となる。
ダント国はレンタイ国の東隣りの国となる。
予選会に備えては、ヤキド先生にアドバイスをもらっている。
「いいですかガルベス殿。密着3魔法(トリモチ魔法・重力魔法・接着剤魔法)の使い方についてですね。
まず対戦相手の利き腕を、肩から指先まで密着3魔法で固める。
同時に頭部は重力魔法。反対側の腕はトリモチ魔法。反対側の脚は接着剤魔法を掛けて下さい。」
「ヤキド先生、こうでしょうか。」
「相変わらず凄いですね。指示してすぐに出来るとは・・・。
はい上手です。この方法ならば、対戦相手とガルベス殿の全体に密着3魔法を掛けるより、対戦相手は動きづらいです。
そして魔法行使をするか、接近戦をするかも相手は迷います。
同時にガルベス殿の魔力使用量も省エネ出来ます。」
「本当ですね、5分の1ぐらいで使えました。」
「多くの人はこの指示をこなすのに、1カ月は掛かりますよ。」
「あとはこれを2回繰り返した後に、従来の全体に密着3魔法を掛けてみるのも良いですよ。
直前に2回、部分的な密着魔法を解除していますので、全体に掛けられると対処に戸惑って、対応が遅くなります。
まごついている間に、ショートの鉄槌連打で削れますよ。」
「いいですね。嵌め技のバリエーションが増えますね。」
子弟は凶悪な戦術の打合せを重ねた。
「後は今のガルベス殿ならば、遠距離戦で銃弾魔法が使えます。
以前に毒食シド殿が使っていました。試しにやってみて下さい。」
「ヤキド先生これで宜しいでしょうか。」
「銃弾を回転させながら、同じ様に発射する事は可能でしょうか。」
「はい。やってみました。」
「本当にもう。何で言ってすぐ出来るんでしょうかね。
これを一からやろうとすると、私でも半期(3カ月)は掛かる高等魔法ですよ。
ガルベス殿、あなたがどえらい方なのは分かっていましたが、まさかこれ程とは。
もう脱帽するしかありませんね。」
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昼ごはんを食べながら予選会の話を聞いている。
今日のメニューは不明の館名物・不明シチューだ。
懐かしい。この材料が通常の3倍入っている、尋常じゃない具沢山。
カロリーがバカ高い。大量に作っているから味の深みがいい。
「ガルベス殿。予選会には私も行きます。
お役に立てると思いますが宜しいでしょうか。」
「もちろんですヤキド先生。
何でも気になる事は言って下さい。宜しくお願いします。」
ちなみにドキュメンタリーの密着中なので、撮影班は少し離れた所から撮影はずっと続いている。




