学校の制度
この物語はフィクションです。
(ホノウは2卒が狙える。頭脳も体力・魔力も十分に行ける。
出来たら2卒が良いのだろうか。それとも3卒・4卒の方が。
まあ、1年様子を見て本人に決めてもらおう。それが一番だろう。)
シアプはホノウの学校について考えていた。
学校は4歳の誕生日に入学する。
通常は4年間通って終了時に、4卒か4補卒か4落のどれかとなる人が多い。
ちなみにガルベスは4補卒(4年間通って補欠基準で卒業認定)。
シアプは4卒(4年間通って通常基準で卒業認定)。
お父さんとお母さんは4落(4年間通って落第で終了)。
この学校基準は基本一生ついてくる。
希望の仕事だったり、掘り搾りの申請をしたり、ありとあらゆる場面にだ。
もちろんパネルの分かり易い所にも表示される。
お父さんやお兄ちゃんの様に魔力増大が上手くいったり、掘り搾りの回数が多かったり、仕事で活躍できれば気にされないが。
低魔力や特効無しや、頭脳や器量が悪いと「ああ、学校の4落ですもんね。」とか相手に思われる。
当然親も本人も4卒が欲しいのだか、この学校は学力の基準は尻三国一律でどこも厳しい。
しかも都会もドドド田舎もまったくの同一基準だ。
尻三国の教育熱心には執念を感じる。
基本的に尻語と央海語は下級以上必要。尻女神教徒の歴史とミスラ諸大陸の歴史も下級以上。
4教科(国語・算数・理科・社会)も、卒業までに下級以上。
体力と魔力も基準となる下級以上。
この尻語・央海語・歴史・4教科・体力と魔力すべてを、4年間の卒業までに下級以上に出来て、初めて4卒扱いとなる。
基準を一部満たせないと4補卒扱い。大きく満たせないと4落扱いとなる。
ホノウの話の2卒は4卒基準を、2年終了時に満たせば本人の希望で卒業できる。これが2卒。
2卒を満たしても本人希望で、3年・4年学校に通う事も可能だ。
2卒は入学者の10%未満の狭き門。
しかし現実に活躍している者は、圧倒的に2卒が多い。
(まあ贅沢な悩みだ。多くの親と本人は4卒基準に届かないと、4年目には頭を悩ませるのだから。
2卒出来る子が、3年・4年通った方が良いのかなという、考え方が出来る事自体が贅沢な悩みだ。)




