地震発生24時間経過
この物語はフィクションです。
央海歴900年10月22日
午前1時をむかえた。地震発生から24時間が経過した。
生き埋めの約20,000人は16,000人が救助された。
地震発生時に圧死・怪我による出血多量で、3,000人は助からなかった。
残りは4,000人がまだ生き埋め中だ。
「はい、はい~皆さんにエナジーなドリンクを配りますよ。ゆっくり飲んで下さいね~。」
犬パスミラ様はそういうと、自身もエナジーなドリンクを飲んだ。
ガルベスもロストさん達も全員が飲んだ。
頭がすっきりして眠気が減った気がする。
「この効果は一時的な物ですよー。これから朝の9時までに全員を助けます。
地震発生から30時間となります。救助の目安の一つです。
所説ありますが、これを過ぎると生存率が下がります。
後8時間が勝負ですよー。」
~~~~~
朝9時になった。残された4,000人は全員救助された。
建物の1階・2階だった為、全壊した建物では条件が悪かったのだろう。
半数の2,000人は助からなかった。
生き埋めにあった約20,000人中、15,000人が命を繋いだ。
全員がフラフラだが、もう生き埋めの人はいない。
「ガルベス様に従うぞ~」
「ガルベス様に従うぞ~」(ドオオーンン)
「えっ、何、なんですか・・・」
「ガルベス様、私はこれから東南教会に行って、今回の事を報告します。
続けてオウカ第1地区の、ミスラ大同盟本部にも向かって報告をします。
そのままヴィザンに帰って復命しますので、後宜しくお願いします。」
「犬パスミラ様。何を、何をおっしゃるんですか。」
「あのね・・・かくかくしかじか。」
ヴィザンとヴィザンを全面取り囲む、兄弟領のコイン領はもともと面積が狭い。
そこにヴィザン領500万人・コイン領300万人が暮らしている。
世界有数の人口密集地であり、人口分散が大きな課題となっている。
「それが一体どうしたというのですか。」
聞くと聖母様が誰彼構わずに、希望者をヴィザンに受け入れるから、土地問題が発生している。
だから、ロストさんの様な高魔力者でも、今は受け入れ等出来ない。
前回にロストさん達25,000人を受け入れようとした際、改めて大問題となったそうだ。
「だからですね、この西地区の変態経済特区のロストさん達は、尻女神教会で面倒を見て下さい。
分かりましたか。」
犬パスミラ様が昨日の狂気の目をしている。逆らう選択肢等ない。
「分かりました・・・。何とかします。後はこっちで何とかします。」
「ありがとうございます。ガルベス様。ご理解頂き嬉しいです。
ゴネられちゃったら、私〇〇で太腿をブスッといっちゃったかも。」
犬パスミラ様もお疲れなのだろう、怖ろしい事をサラッと言って、飛空魔法で大型犬と行ってしまわれた。
「ガルベス様に従うぞ~」
「ガルベス様に従うぞ~」(ドオオーンン)
最後に唱和を残して空に消えていった。




