尻三国 緑龍汚染地区 浄化完了
この物語はフィクションです。
央海歴900年10月13日
尻三国(レンタイ国・ジョセ国・ダント国)は、自国内の緑龍汚染地域の浄化・解放を完了したと発表。
その中で発見された緑龍11匹については、すべて降参させ従属魔法で使役した事も伝えた。
尻三国は引き続き、周辺国の緑龍汚染地区の浄化・解放に取り組む。
既に周辺国の14か国とは協議が完了しており、無償での活動の確約。無償経済援助の金額と時期についても、協議は完了している。
なお、ダント国東部の無人地区(緑龍災で国が滅び、現国境が未画定)についても、浄化・解放は行われる。
今回発表の計画分については、尻三国が総力を挙げて取り組み、年内での完了を予定している。
「凄いなぁ、こんなペースで進められるもんなんだね。」
「突撃王様はアムトウに壊された宮殿を放置したまま、浄化活動を優先する様に国内に指示されたわ。
内務省・外務省が国威にも影響があるから、宮殿だけでも再建を進言したけど、却下して離宮を臨時の宮殿にしているって。」
「なんでこんなに急いで、緑龍汚染地区の浄化に注力しているんだろう。」
「漏れ聞こえる話しでは、時間が経過する程に緑龍が強くなると見込まれてるんだって。
本物徒弟団のニシ様が捕獲した緑龍は、緑龍災発生から1期(半年)内のよく現われていた、最初期型なのよ。
今回尻三国と各国が捕獲した緑龍も、同じく最初期型ばかりね。
これが浄化魔法を掛けるのが、遅くなればなるほど、最初期型→初期型→中期型→後期型になっていくという、見込みになっているんだって。」
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不明大司教様から小包が届いた。
お兄ちゃんと私に再び、4分の1レンタイ極小勲章が一つずつ頂いた。
合わせてお兄ちゃんには、最新型のレンタイ魔鈴紙300枚型(中級)を5セットだ。
今までは3世代前の、レンタイ魔鈴紙300枚型(外2級)と比べると防御力が全然違う。
これなら万一、緑龍に襲われてもお兄ちゃんは生き残れるだろう。
私はまだ20歳を迎えていないので、掘り搾りが出来ない。
魔鈴紙は掘り搾りがキーになって装備出来るので、私は今は装備不可だ。
しかし、お兄ちゃんは1セットを私にくれた。お守りのつもりだそうだ。
そしてそのまま、マナさんにも1セット装備させていた。
マナさんは大泣きして喜んでいた。




