やっぱり捨て企画なんじゃ
この物語はフィクションです。
西地区の変態経済特区は、急ピッチでの開発が進んでいる。
央海国としてもレンタイ国・国王の突撃王様に、ロストさん達の面倒を見ると確約した手前もある。
レンタイ国は見返りとして、新造の大型輸送船6船を央海国に無償譲渡している。
央海国も面子に掛けて、住宅をガンガン建てている。
埃の舞い飛ぶ熱い土地から、大きく離れた場所にガルベスはいた。
ここもギリギリ西地区の変態経済特区といえる場所になる。
ここで応援の尻女神教徒と共に、バスケット・3オン3の青空会場を作っていた。
すぐ隣にはフットサルの会場も建設中だ。
(僕も何でもやるとは言ったものの、スポーツの施設を作るなんて初めてだ。
応援の人に土木の経験ある人がいたから良かったけど、普通は魔法があっても簡単には作れんよ。)
「ガルベス殿、いつもすいません。この様な工事までして頂いて。」
「ロストさん、お気になさらず。今日中に完成予定です。
明日一日、不具合が無いか使ってみて、無ければ明後日オープンですよ。」
「子供達も楽しみにしています。子供用のバスケとフットサル会場が、何時出来るか何度も聞いてくるんですよ。」
ロストさんの表情は明るい。少し前まで餓死者を出しつつ、ギリギリで生きていた状態だった。
それが今では央海国の保証がある生活に変わったんだもの。
肩の荷が下りたのだろう。
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「お兄ちゃん、今度はアスレチックを7種類作って。
サルトビの第一面風の奴を10日間でお願い。
土木と大道具経験の豊富な方達を、多数確保したから行けると思うわ。」
「シアプ、僕は現場監督なんてやった事ないよ。
バスケとフットサルは、コート作りだから何とか出来たけど。
サルトビの第一面風の奴を7種類って、どうやれば良いんだよ。」
「大丈夫よ。お兄ちゃんなら出来る。出来る。出来るのよ。やるしかないのよ。」
うーん、まぁ結局そうか。やるしかないのはいつもと変わらないか。
活動の予算としてオウカは大量に渡してもらっている。
金さえあれば大抵の無理は効く。わかったよ、なんとかするよ。




