小型恐竜地区の消滅
この物語はフィクションです。
央海国東部での緑龍汚染地区の浄化魔法について、央海国は戦力を集中して活動を続けていた。そして本日同地区での緑龍汚染地区はすべて解消した。
とてつもない衝撃をミスラ諸大陸全土に与えながら・・・
央海歴900年9月14日
東部の清掃団の活動は最終局面を迎えていた。残り1区画を浄化出来れば完了という状態になっていた。
これまでに大型恐竜・中型恐竜が散発的に発見されていたが、いずれも重力魔法に弱かった。清掃団・軍・本物徒弟団に死傷者はなく順調に、汚染地区を浄化・解放出来ていた。
最後の1区画に浄化魔法を掛けた際、緑龍が1匹いた。
その場の全員が凍り付いたが、本物徒弟団のニシ様が緑龍の首に抱き着き、締め上げて緑龍を降参させた。
続けて大量の食糧を緑龍に与え、ニシ様は従属魔法を掛けてこれを成功。
緑龍はニシ様の配下となり、同集団は央海国第1区画に凱旋した。
同時に調査の結果、当該の場所に汚染は無くなり、浄化・解放を央海国は発表した。
この発表によりミスラ諸大陸のほぼすべての国家・地域が、非常事態宣言を発令した。
また9月20日に央海国に、各国の代表が集まり今後の協議する事も決定した。
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「あー、大変だねぇー。まあ今は掘り搾りの最中だからさ。また後にしようよ。」
「お兄ちゃんは怖くないの。緑龍よ緑龍・・・。また以前の日々に逆戻りするんじゃないかと、震える人も多いのに。」
「緑龍が相手じゃぁ、さあーっ、もうジタバタしてもしょうがないよね。なる様になるしか無いよ。心配しても始まらないっーかねぇ。」
実兄はついさっきまで、今旬のおっパブの割引券が手に入らなかったと、料理人の方といっしょに落ち込んでいたのに。
その時よりも今の方がショックを受けた感じが無い。
どういう神経をしているのだろうか。
まあでも、掘り搾りが出来ている人達は、意外と落ち着いている様だ。
お兄ちゃんと同じく、今更ジタバタしてもしょうがない、と思っているのかも知れない。




