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プロローグ

最近、夢を見る。知らない場所、知らない人たち、そして、見たことのない人外の者たち。

それは、物語やゲームに出てくるような魔物に似ている。

そいつらは人々を襲い、街を焼き尽くし、世界を滅ぼそうとしている。


嫌な夢だ。

本当はこんな夢なんか見たくはない。なのに、何度も何度も夢に出てくる。

夢なのにやけに鮮明で記憶から消えない。

そして、逃げ惑う人たちは俺に向かってこう叫ぶんだ。


『―たすけて。』


ピピピピピピッ。

アラームの音で目が覚める。

また同じ夢。

最近、この夢ばかりで朝から憂鬱だ。

どうせ夢を見るなら美女や美少女とにゃんにゃんする夢がみたいぜ。

そんなくだらないことを考えながら時計を見るとすでに8時を過ぎている。


「おっほおう!遅刻じゃねーか!」


急いで制服に着替えて家を飛び出した。

昨日、遅くまでゲームをしていて寝坊をしてしまった。

今日は職場体験だから遅刻なんてできないのに!


ちなみに自己紹介をすると、俺の名前は『宿樹やどりき じん』。

高校三年生だ。

至って普通の高校生だが、現在、職場体験に遅刻してしまい爆速で自転車を漕いでる最中だ。

なんてことをしていたら運命の時がやってきた―。


急に意識が飛び、夢の映像が過る。


『助けて…。』


次の瞬間、衝撃で意識が戻る。

自転車が縁石に乗り上げ、勢いで自転車ごと体が宙を舞っている。

何が起きたのか分からないが、周りがすごくスローモーションで動いている。

横からは車が近づいて来ていた。


何が悪かったんだ。遅刻したから?遅くまでゲームしたから?わからないが、


ただ、俺はここで死ぬんだってのは理解できたんだ。







新作を書いてみました。

頑張って完結まで書きたいと思いますので、応援してくださるとうれしいです。

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― 新着の感想 ―
このプロローグ、なにか大事になりそうだ! 僕も負けていられないので、これからもよろしく! あ、ブックマークしましたので、僕の作品も是非!
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