表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

魔法召しませ

カモミールのベンチが消えちゃった

作者: 黒森 冬炎

金の巻き毛の王子様と香り高いカモミールのベンチでデート。


「はい、あーん」


手作りサンドイッチを口元に差し出すと、王子様は照れてのけぞる。可愛い。


「あら殿下」


燃えるような赤い縦ロールの魔術留学生が来た。こいつ嫌い。


「リィたん今日も縦ロール最高!」


えっ。殿下さんたら、ふくよかなお胸に揺れる赤い縦ロールに、ぽよんぽよんと戯れる。


「いったぁい!」


どすんと尻餅をつく私。


「酷いですぅ!リリアナがヤキモチでベンチ消したのよぉ」

「大魔法帝国第一皇女様だぞ。君も消えたらいい」


お読みいただきありがとうございます

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
id2sixjkhtwvhnvd5ozs4dng3xxr_hr9_qv_90_6lyt.jpg
画像から作品リストに飛べます 詳細は作者割烹へgo
― 新着の感想 ―
[一言] 殿下はチビッコかしら? 冒頭、カモミールのベンチが想像できず、読みにくく思えましたが、ラストで「あぁ、魔法!」と納得でした。作品が超短編だから違和感があっても最後まで読めてしまえてラストで納…
[一言] これはキツイですなー。
[一言] 体重を預けていたベンチがいきなり消失したら、咄嗟に受け身が取れない分、普通に転ぶより痛いでしょうね。 小中学校の教室でしばしば行われていた、友達の椅子を引いて転倒させるイタズラを思い出しまし…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ