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44話 金髪ルーキー

あらすじ

今回は9話に登場した金髪ルーキーとその仲間によって描かれる物語。

金髪ルーキーとその仲間達は、ある街の冒険者ギルドでだらだらと話していた。






「古傷が痛むぜ…」


金髪ルーキーは腹を抑えながらそう言った。


「あのレガと戦った時のでんか?」


「あぁ、あの野郎。今度会ったらぶん殴ってやる…」


金髪ルーキーは不敵に笑った。

金髪ルーキー、名をキラバスは以前チョップの仲間レガと決闘をして、敗北したのだ。


「あの牛、美味そうだったな…」


ギラバスの仲間の一人、ゴンダスが涎を垂らしながらそう話す。

ギラバスの仲間は他にも、語尾に訛りがある、ナマリン。普段は無口、戦いの際は小心者のチームがいた。


「へっ!今度あったら焼肉にしてやろうぜ!」


ギラバスの一言でガハハハハと4人は笑った。


「んじゃちょっとギルドの依頼でも見てくるわ」


「おう!いってらっしゃいん!」


ギラバスは仲間たちにそう話してギルドの依頼が貼り付けられた依頼板を見に行った。

Bランクモンスター討伐の依頼。小型Dランクモンスターの駆除。罪人の親子の逮捕。


「どれもピンとこねぇな…」


ギラバスが依頼板と睨めっこをしていると、ギルドの玄関が勢いよく開かれた。

そしてボロボロになった装備の冒険者が倒れ伏した。ざわめくギルド内。


「おい!あいつ旋風のレンだぜ!」


「この街の冒険者で、一番強いと噂のか!」


「あいつ、Sランクモンスターの討伐に行ったんだよ。ボロボロだがよく生きて戻れたな…」


冒険者たちは口々に話し始める。

ギラバスは耳をピーンと立ててその話を聞いていた。

この街で一番強い冒険者…?

その冒険者がやられたSランクモンスター…?

つまりそいつを倒せば俺が最強…?


「俺にぴったりの依頼じゃん」


「は?」


近くで話していた冒険者が驚いている。

ギラバスは、ギルドの玄関にスタスタと歩いていく。そして


「よく頑張ったなレン…後は俺に任せろ。」


と、初対面のレンに話しかけ、


「レンは敗れた!このSランクモンスターに挑む猛者はいないのか!?」


と大声をあげた。


「そこのあんた!あんたはSランクモンスター倒せるか!」


酒を飲んでいる冒険者を指差してギラバスは話す。即座に首を横にふる冒険者。


「あんたは?」「あんたは!」「あんたはどうだ!」


次々と冒険者に指をさし、その度に冒険者達は首を横にふる。


「そうか…じゃあ」


ギラバスは鼻の穴がよく見えるくらいに息を吸い


「俺がSランクモンスターを倒してやるぜ!」


ギラバスは声を高らかにそう叫んだのだった。




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