用語辞典
随時更新のそこそこ笑えない用語辞典です。
異能者(いのうしゃ)
特殊な能力や魔力を持つ新人類。
環境適応能力がとても高く、日本の異能者は基本的に白髪で放射線に強いのが特徴。
生まれた時から異能者である事は勿論、200万人に1人の割合で人間から異能者になる者もいるし、その逆もある。
本編を読む限り女性が異常なまでに多いと感じられる方もいるだろうが、男性もどこかに必ずいる……ハズ。
人間(にんげん)
能力はないが、発達した科学技術を有する。
日本の人間は関東が丸々海に沈んでしまったため、空に浮かぶ大地を生み出しそこで暮らしている。
これを読んでいる貴方も人間に分類されているハズだ。そうでなかったら……多分自由の国で解剖されたり、美味しく頂かれたりする未来が待っている事だろう。
人異戦争(じんいせんそう)
異能者と人間との間で起こる戦争の総称。
日本で起きた戦争については前作の「夜を語る前に」を参照。
悲しい事だが、どんな世界でも争いは起こるのだ。例えば第二次俺の天使大戦とか。クロトが大義名分の人、ぜひ我が軍へ。
界蝕者(コネクター)
人間によって生み出された新たな人類。
普段は人間に近い力を持つが、身体のどこかに埋められた認証紋(サイン)を人工世界に接界(コネクト)させる事で異能者と同等の力を発揮する。
交わした約束は忘れないだろうし、どんなに大きな壁があっても越えていけると思う。
討伐者(ランナー)
クリーチャー退治を生業とする者達の事。異能者区域の「子供のなりたい職業ランキング」2位の座を守り続けている。
街周辺に現れる雑魚の討伐や、環境に影響を与えるレベルの種の討伐など様々。死者は毎年200人。地味に多い。
攻略者(こうりゃくしゃ)
迷宮(ラビリンス)探索、または調査を生業とする者達の事。異能者区域の「子供のなりたい職業ランキング」「子供の頃になりたいと思ってなった結果痛い目を見たランキング」毎年不動の1位。
迷宮攻略には高いチームワークが求められるため、信頼出来るお友達と一緒になる事が求められる……いればの話だが。つまり作者の様な奴はソロで攻略したまえ、と言いたい所だがそんな事をすれば間違いなく死ぬ。死者は毎年8000人。多い。
鎧でガチガチに固めた攻略者をまとめてるギルドの長とかはいないと思う。
龍殺し(ドラゴンキラー)
龍を殺す事を生業とする者達。異能者区域の「子供のなりたくない職業ランキング」第1位。理由はほとんど仕事がない事、強くなければ間違いなく死んでしまう事が挙げられる。
この仕事は龍を殺さなければ報酬がもらえず、しかもその龍自体も滅多に現れない事から兼業する事が前提となっている。
今のところ、日本でこの仕事についているのは300人。クロトとその兄・トーマもそのうちの一人である。
なお、二人は単独で龍を殺せる実力の持ち主。
迷宮(ラビリンス)
地上に建物があろうとお構い無く地底から現れる巨大建築物の総称。壊される側としてはいい迷惑である。
中にはクリーチャーがわんさか、隠された扉やいやらしいトラップもいっぱい、そこを抜けた最奥部には夢もしくは残酷な死が待ち受けている。
人工世界(じんこうせかい)
人間が生み出した疑似的な迷宮達。しかし中に入れるのは適合した一部の者のみ。なお中は地獄絵図となっている模様。
機関(きかん)
クロト達を改造した結果彼女らの手により壊滅に追いやられた一般区域の組織「ジェノバ機関」の略称。
知識の結晶であるが、非人道的な実験も平気で行うマッドなサイエンティストの集まり。表に出るのはやめて頂きたいものである。
ミズガルズ連合
ポルカ率いる巨大商業ギルド。政府としても機能している。
このギルドのおかげで異能者区域はベジタブル量産ランドになったのだ。ありがたや。
ラスト・アズール
故・界人率いる討伐者ギルド。
討伐者だけでなく殺し屋や攻略者、龍殺しもまとめられている。基本的にあらくれ者のお姉さんがたくさんいるので、とても怖い。
しかしこのギルドが無くては異能者区域は犯罪でいっぱいになっている事だろう。
フリストル
故・イマリ率いる特に何もないギルド。強いて言うなら外交の邪魔とか音楽したり祭りするのが仕事。
入るともれなく皆の邪魔者扱いされ、親からは「穀潰し」の称号を与えられる。しかしこのギルドがなければ異能者区域は毎日がパーリナイだった事だろう。あって良かった。




