第7話
DHFについて
まず、DHFだが場所としてはニュンベルク近郊に作ることにした。また、兵器局につていはDHFの近くに建設する予定である。そして、建物としては地下3階から地上5階の建物となる。とりあえず敷地はかなり広い面積を占めることは間違いない。さらに、軍縮を行った予算で最新鋭の装置と人員を配置することとなっている。
そして、各研究分野の研究者をここに集めて集中して研究してもらうこととした。もちろんその中にはアルバートもいる。さて、各研究の人員でも紹介することとしよう。
・航空科(ここではロケットについても研究する)では、アメリカからロバート・ゴダード ロシアからコンスタンチン・E・ツィオルコフスキーをドイツに永住する代わりに十分な研究費を渡すことを条件に家族ともども来ていただいた。さらにアメリカからライト兄弟も同じ条件でよんできた。
・化学にでは、フランスからマリ・キュリー アメリカからギルバート・ルイスも同じくドイツ国内に連れてきた。
・機械では、ルドルフ・ディーゼルが中心となって若手たちと実践しながら研究を行っていく。また、ノルウェーよりエギディアス・エリングをヘッドハンティングしてきた。彼によってドイツのジェットエンジンの技術は格段に上がることとなる。
・電気ではジョージ・ウェスティングハウス/ニコラ・テスラをドイツ国内に連れてきた。
と人材としてはかなり上出来である。また、国内の工学系大学から優秀な生徒を何人か研究生として一緒に研究してもらうこととした。
さて、ここまで決定しておけば何とか技術面ではヨーロッパでは負けいない感じにはなった。しかし、ソ連になる前に優秀な軍人と研究者をドイツ国内に連れてくる必要がある。そのため、別の作戦で行うこととする。
この話はまた今度。
「さぁ、これで一息つけるか」
と思いきやまたまた馬車がお迎えに来ました。
「また、このパターンですか。」
と思いきや馬車は宮殿とは違いすぐに警察本部に案内された。
「まさか…何かしたっけ?」
とばかみたいなことを考えていると大きな会議室に案内された。そして、所長のような人と白衣を着た人が数名入ってきた。すると、席に案内された。
「実は、アルブレッヒさん皇帝陛下から直接警護のほうを命令されたのですが特に目立った人材がいないので困っているです。」
そんなに、いないのかよと思いつ何かアイディアがないか考えてみた。
「では…」
と要約した内容です。まず、退役した軍人もしくは現役兵で優秀な兵士を数十名ピックアップする。そして、これを警察の特殊部隊として配属させる。史実ではGSG9にあたるような組織である。これの中からさらに優秀な兵士を自分の護衛とする。ということを提案するとすぐに所長は納得した表情になった。
「それは、素晴らしい。その部隊名はこちらでいくつか案を出すので陛下に決めていただきます。あとなんですが…」
なにか気まずそうな感じになっていると後ろから何人かが何かを搬入してきた。
「実は昨日ミュンヘン近郊で発見されたのですがあまり見慣れたことがないものが発見されました。もし、出来れば一見だけしていただきたいのですが…。」
とパソコンが数台と専門書が数百冊搬入が目の前に用意されていた。
「…これは!! 発見者は今どこに!?」
と身を乗り出して聞いてしまった。
「発見者は女性で今は自宅にいるようですが…なにか?」
「すぐにこの場に連れてきてください。それと、この件については一切他言無用でお願いします。」
「了解しました!! すぐに発見者は連れてまいります!!!!」
と慌てて部屋を飛び出していった。
「さて他のみなさんも今日ここであったことは記憶から消してくださいね。」
「とりあえず、家に戻るか。この資料は僕と一緒に家まですべて運んでください。」
「かしこまりました。」
と部屋を出て帰宅しました。明日からは大変になると思う。
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