第2話
一応更新は1週ペースで行きたいと思います。
コン コン
「どうぞ」
「さて何の話をするんだ」
「実は…」
と私は、父親らしき人に今の自分は違う人間であること、そしてこれからのドイツ史について大まかに話した。
「まさか…皇帝陛下にそんなことが」
「それが、私の知っている限りの歴史です」
「しかし、それを教えたからといってどうなる」
「私は出来ればこのままドイツの歴史を歩んではいけない」
「ならば、どうすれば」
「まず、この世界の正確な情報が必要だ」
と必要な事項を父に話した。
1:各国の歴史について史実と同じような歩み方をしているか。
2:皇帝陛下に謁見する必要があること
3:特に科学力について各国からリードをつけること
・・・・・・・・・・
など様々なことがあげられた。
「うむ…」
「まず、皇帝陛下に謁見することはすぐには無理かも…」
「そんな、悠長な時間は残されていない」
「あと、15年以内にこの国は世界戦争を多くの国民と多額の賠償金を支払うことになるんだ」
「…」
「わかった 何とかして掛け合ってみる」
「しかし、お父さんはだれか知り合いの方がいらっしゃるのですか」
「なぁ~に、無駄に年齢は送ってないぞ」
「はぁ…」
「しかし、お前も昔の名前だといろいろと不便になると思う」
「そこで、名前を変えるというのはどうだ」
ニヤニヤ父が笑っている。
「そうですね できれば名付けていただきたいのですが」
「うむ それをまっていた」
「よし、お前の名前は…」
「アルブレヒト・メルツ・フォン・クイルンハイムでどうだ」
「ほぅ そうきますか」
「まぁ なにかとそっちのほうがよかろう」
「さて、明日からは長い一日になる さっさと寝ることにしよう」
「そうですね そいえば、デスクの中に”アルバート”からの手紙があったのですが」
「あぁ それはアルベルトとのことだな」
「… まさか アルベルト・アインシュタイン」
「そのとうりだが まさか彼は何かしたのかね」
「まぁそのんな感じですね」
「そうか なら、彼の家は近いから明日にでも尋ねたらどうだ」
「そうなんですか」
「ああ そうだ、一応地図を書いておこう」
・・・・・・・・
といろいろと父と話していると深夜になっていた。どうやら父は昔の伝手をたどって皇帝陛下に会えるか聞いてみてくれるらしい。まぁ、会えなきゃ終りなのだが・・・・・
ということで明日はアインシュタインに会うこととなった。
感想お待ちしております。