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第1話

今回はじめて小説をかきます虹です。

拙い文ではありますが、よろしくお願いします。

 20XX年 日本


 レポータ「・・・政府発表によると、現在まで被害者の数は一千人近く・・・・」



 日本史上最悪の地下鉄同時多発テロによって多くの市民が犠牲となった。



 この物語は、そのテロによって犠牲となった男の話である。




「・・・・くっ!」


「あんた大丈夫かい?」


「ああ」


 ーちっ! 頭を打ったか しかし、ここは・・・?街並みもかなり違うな。


「すみません ここは・・・」


「おいおい ここを知らない?」


 ・・・


「・・・ふぅ~ん ここはドイツ帝国の首都ベルリンだぞ! で、何処に行くんだ。坊主?」


「ありがとうございます 今思い出しましたので大丈夫です」


「そうか」


 といってその男は去って行った。しかし、今ベルリンにいることが分かった。だが、ベルリンの何処にいるかまでは分からなかった。


 そして、店の前にあるショーケースのガラス越しに映る顔を覗き込んで唖然となった。


 何と鼻は高く、目はエメラルドグリーンをしていて、そしてなんと肌の色が真っ白なのである!


 ・・・・まさか・・・!!


 すぐ近くにいた背の高い女性に声をかけてみた。


「あの~」


「はい」


「今日は何日でしょうか?」


「1899年12月10日ですけど・・・何か?」


「どっどうもありがとう!」


「はぁ?」


 とりあえず20世紀のドイツにいるということまでは分かった。そして、考え事をしていると急に男性に声をかけられた。


「こんなところにいたのか!! さっさと家に帰るぞ!!!」


「はっ・・・はぁ??」


「何寝ぼけた声を出してる? まったく・・・ さぁ!」


 そして、男に手を握られ家まで連れてこられた。


 かなり大きな家だなー 


 そんなことを思っていると男が一人出てくるのが見えた。


「何を突っ立っている!!!」


「父さん連れて帰りました」


「まったく 何処まで買い物に行っていたんだ」


 ・・・・・・


「まぁいい 部屋に戻りなさい」



「さて 現状は何とか掴めてきた」


 とりあえず近くにあった紙に自分の現状を書き込んだ。


 西暦1899年 場所ドイツ・ベルリン そして家族は先ほど兄(?)確認したところ父・母・兄・オレの4人家族だそうだ。そして、自分の机を漁っていると"アルバート"と書かれた手紙が見つかった。


「問題はこれからだな まず、皇帝(カイザー)に会えればいいがこの時代じゃ無理か」


 などと考えている間に夜が来てしまった。


「夕飯の時間だぞ~」


 下の階から「ご飯ですよ~」の合図が来ました。


 まぁ、この世界(?)に来てから初めてのご飯になるがかなり質素なものとなっている。


「さて、今日は一日なにをしていた」


 とありきたりな会話をしてる。


「父さん 後で話があるんだけど・・・」


「どうした・・・」


「・・・・・・」


「ふむ 後でお前の部屋に行くよ」


「わかった」



感想お待ちしています。

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