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四大美女と完璧イケメンとその親友  作者: 星宮 誠二
二学期
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53/82

文化祭準備期間(前編)

「え~、もう少しで文化祭が始まるから今日のLHRでは文化祭のやる内容を決めるぞ~。あとは文化祭実行委員に任せるからとっと決めろよ~。」

担任の先生はそう言って教室から出ていった。


「はい、それじゃあ早速何かやりたいのがある人は手を挙げて発表してくれ。」

文化祭実行委員であるクラスの陽キャがそう言うと、クラス中から手が勢いよく上がった。


『メイド喫茶!』


『お化け屋敷!』


『縁日!』


『執事喫茶!』


『演劇!』

などという感じで続々と案が上がっていく。最終的にはこの2つになった。


『メイド喫茶』『執事喫茶』

メイド喫茶は男子が、執事喫茶は女子が支持しているため状況は硬直していた。


「このままだと埒が明かないからもう一緒にしちゃってもいいんじゃないかな?」

見かねた淳が助け舟を出すとみんながそれに「「「賛成~」」」と続いた。


「やることも決まったけど問題はメイド服と執事服をどうやって用意するかだね。」

その言葉を最後に教室の中には沈黙が流れる。このままでは最悪、催し物を変えないければいけなくなる。それだと帰る時間が遅くなると思った俺は内心、ある確信を抱きながらみんなに聞こえるように淳に話しかける。


「なぁ、淳。」


「なに?」


「執事喫茶ってことはもちろんお前も執事服を着てお客様に奉仕するんだよな?」


「う、うん。それはもちろんだけど。」

淳がその言葉に頷いたのを確認してから俺は周りの女子に「言質を取ったぞ。」と視線で訴える。女子たちの目が光った気がした。


「「「執事服は任せてっ!」」」

女子が一丸となってそう言う。執事服の用意はこれで何とかなるだろう。もう片方のメイド服についてはというと・・・


「淳が執事服で奉仕してくれるってことは・・・」


「まさか、成宮さんも?」

その言葉で男子たちの目が光った。


「「「メイド服も任せろっ!」」」

これでメイド服の方もなんとかなるだろう。これで一番準備が大変な二つが処理できた。


「えーと、それじゃあ細かなことも決めていこうか。」

その後はそれぞれの役割を決めていった。




「・・・どうしてこうなった。」

俺は自分に当てられた役割を見て、悲しみの声を漏らす。俺の役割は淳と同じ執事服での奉仕だった。なぜ、俺がこんな役割になっているのかというと・・・


「自業自得だよ。」


「僕たちを餌にした罰だ。」

澪と淳によってである。本来であれば淳も澪も俺も文化祭当日は適当にぶらぶらするつもりだったのだが、俺が淳と澪を売ったことにより道連れを喰らった。という訳だ。

高校3大イベント(自称)文化祭編の開始です。

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― 新着の感想 ―
[一言] 衣装のクオリティは凄まじい物となっただろう... そう思った。
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