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四大美女と完璧イケメンとその親友  作者: 星宮 誠二
一学期
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23/82

天使こと『田宮 結衣』

遂に本編で結衣ちゃんの登場です!

「久しぶりに翔斗の家に行って見たいなぁ。」

ダブルデートが行われてからしばらく経った、ある日の昼休み。淳は唐突にそんなことを言ってきた。


「なんだいきなり。」

俺は淳の意図を測りそこね聞き返した。


「結衣ちゃんに久しぶりに会いたいなって話だよ。」


「あぁ、そういうことか。」

淳の言葉に納得した。


「あっ、それなら私も行きたいな。」

話を聞いていた澪もそれに乗ってきた。


「結衣ちゃんって誰なの?」

そこで話しを聞いていた高崎は結衣のことを知らないので聞いてきた。


「翔斗の妹だよ。」


「すっごく可愛いんだよ!」

淳と澪がそれぞれ答える。


「そうなの?」

澪の興奮気味な態度に気おされながら高崎はこちらに視線を向けてきた。


「結衣はお世辞なしにすごく可愛いぞ。」

俺は誇らしげに答えた。


「・・・ねぇ、もしかして田宮君って。」


「翔斗君はもしかしなくともシスコンだよ。」

高崎の疑問に澪が困った感じで答えた。


「ちなみに、結衣ちゃんの方もブラコンだよ。」

そこに淳が補足を付け加える。


「じゃあ、放課後に翔斗の家に皆で行こうか。」


「「賛成~。」」

淳が締めくくると澪と高崎は二人揃って同意した。


「なに勝手に決めてるんだよ。」

俺の意見は聞かれることさえなかった。



「そういえば、妹さんって今何年生なの?」

放課後になり4人で俺の家に向かっていると、ふと疑問に思ったのか高崎が口を開いた。


「今年で15歳だ。今は中学3年生だな。」

特に隠す必要もないので俺は普通に答えた。


「ここが俺ん家だ。」


「そして、翔斗の家から見て右側が僕の家。」


「翔斗君の家から見て左側が私の家だよ。」

10分ほど歩き俺の家に着いた。俺たちの目の前には3軒の家が並び立っていた。それぞれ、入り口に成宮・田宮・時坂と書いてあった。


「本当に近くにあるんだね。」

高崎は半ば呆れを含んだ声で呟いた。


「さっさと行くぞ。」

最近は夏に近づいてきているため気温が高く外にいるのも億劫なのですばやく家の鍵を開けて家の中に入った。


「おかえりなさい、お兄ちゃん!」

帰ってくるなり結衣が抱きついてきた。


「あぁ、ただいま。」

俺はそれを予知していたかのように抱きしめ返した。少し抱き合ってから後ろの面々を見ると淳はいつもと変わらない笑顔を浮かべていて、澪は苦笑いを浮かべていた。高崎はと言うと呆然としていた。


「あっ、いらっしゃいませ!話しは聞いているので上がってください!」

俺を含めた4人は結衣に連れられリビングに向かった。


「淳さんと澪さんはお久しぶりです。それと、こちらの方が高崎さんですよね?初めまして、お兄ちゃんの妹の田宮 結衣です。いつもお兄ちゃんがお世話になっています。」

結衣は礼儀正しく挨拶をした。


「あ、はい。こちらこそ田宮君にはお世話になっています。私は高崎 舞だよよろしくね。」

それにつられ高崎も礼儀正しく答えた。


「うん、久しぶりだね結衣ちゃん。変わらず元気そうでなによりだよ。」


「うん、翔斗君もそうだけど相変わらずのブラコンっぷりだね。」

淳はいつも通りの爽やかボイスで、澪はこの間の体育祭のときも似たようなことを見ていたからか言葉の端端から呆れを感じた。


「「ハグぐらい普通だと思うけど?」」


「「「いや、普通じゃないから。」」」

澪の言葉に反応した俺と結衣が反論するが、高崎も含めた3人に即否定された。

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