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ファルダーミール-明日の世界-  作者: ほむほむ
第二章 七不思議が始まるかもしれない編

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七不思議の始まり

遅くない申し訳ありません。

次話からは七不思議編に入っていきますのでお楽しみに。

 ほとんどの生徒たちが帰宅し、静まり返っているはずの教室では数人の女子生徒たちが雑談をしている。


「ねぇ~、ねぇ~、聞いた?昨日、女子トイレで花子さんが出たんだって。うけるよね!」

 と、机の横で立ってる少女が。

「ええ~、本当に?だとしたらトイレに行けないじゃん」

 と、机に座りながら、頬杖ほおづえを突いている少女が。

「怖いの~?マリ」

 と、マリの対面に座っている少女が。

「冗談だよ、アイ、そんなわけないじゃん」

「そうだよね~、高校生にもなって怪談なんか信じないよね~」

「で、エミ、花子さんはどこのトイレで出たの?2階?3階?それとも、1階?」

「ええ~とね、噂によると2階の中央女子トイレらしいよ」

「へ~、そうなんだ。私たちのクラスのある階より下じゃん」

「マリ、アイ、今度、行ってみようか?」

「ええ~やだよ~、怖い~」

 よく言えば可愛らしい、悪く言えばぶりっ子的な声を出すアイ。

 それを見て、若干引いているマリとエミ。

「ちょっと、なんでそんな可哀そうなものを見る目でみるのよ」

「いや、まあ、ちょっと……」

「ねえ……」

「もう、酷いんだから~」

「ごめんごめん」

「ごめんごめん」

「仕方ないな、許してあげる」

「あははははっはあっは!」

 少し向き合い、マリとエミが笑い合う。

「もう!」

 ちょっと起こり気味にアミが返す。


 キン~、コン~、カンコン~、キン~、、コンカン~、コン。


「下校の時刻になりました、校内に残っている生徒の皆さんは下校してください」

 校内放送によりいつもと変わらない下校案内が流れる。


「そろそろ帰ろうか」

「そうだねー」

「そうしよう」


 教室から残っていた女子生徒たちがいなくなり静まり返る。

 ただ、静かだからと言って誰もいないとは限らない。

「ゲゲ……」

 黒くいびつな物体が不気味な声をあげながら這いずり回っている。それを何か誰も知らないただ一人を除いては。

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