ドタバタ
更新が遅い割に内容が薄くて申し訳ありませんm(__)m
消すのめんどうだな。
そう思いながら俺は、自分の机に書かれた文字を再度確認する。
周りの奴らに聞こえないよう、呪力を込めた声で呪術を唱える。呪術だとバレないように雑巾で机を拭くふりをしながらだがな。
「【消】」
呪術【消】初歩的な呪術の1つであり、凡庸性が高く、込める呪力によって効果範囲や効力の調整が細かくできるため、使いがってのいい呪術だ。
「うるさい西城、もう大丈夫だ」
いまだにうるさい西城を黙らせる。
「おう、すまない。もしかしてカヤト、呪術を使ったのか?」
俺の耳元に顔を寄せ、西城が聞いてくる。
「お?ああ、そうだ」
西城には仕事の関係上、簡単な呪術を教えてある。さすがに何も知らずに、裏の仕事を手伝わさせる訳にいかないしな。
「犯人を見つけなくていいのか?」
「めんどうだし、どうでもいい」
西城のおせっかいは時々ウザいな。こいつの良いところでもあるが、同時にウザいところでもある。
「そんなことより気づいたか西城、さっき俺が呪術を使ったとき一瞬だが呪力感じられた」
しかも、殺意のこもった呪力だ。
「え!マジが、全然気付かなかった」
まあ、まだまだ呪術は教え始めたばかりだからな、気づかなくても仕方ないか。
「【人】」
逆探知の呪術を行使する。
引っ掛かった……
目線をそっと教室の入り口に向ける。
あの女子生徒か……
髪が長く、顔立ちは整っており、可愛いというよりは綺麗系だ。例えるならば、日本人形が人間になったような……そんな感じだ。
「あ……」
どうやら、気づかれたようだ。
女子生徒が走り去って行こうとしたため声をかける。
「待て!」
まあ、走り去って行くわな。
「ダルいな、まったく」
そんなことを愚痴りながら俺は走り去った女子生徒を追いかける。
廊下に出ると、先程の女子生徒が丁度階段を登り切るのが見えた。
距離的には50メートルほどだろう、10秒もあれば追いつく。
「おい待ってってカヤト」
廊下を走っていると後ろから西城が声をかけてきた。
「うるさい、今は忙しい」
「酷いな〜カヤト」
「ウザ」
後ろを振り返らずに西城と会話をする。
なんだかんだ話しているうちに、目の前に目的の女子生徒が見えてきた。
「待てよ」
そう声をかけ女子生徒の肩に手をかける。
「きゃ、やめて下さい!?」
パチン
手を払われた。
「痛いなまったく」
「呪術【火炎】」
彼女の周りには直径5センチメートルほどの火球が15個ほど浮かんいた。
「うお!危ないな、いきなり呪術を使ってくるのかよ」
火球が目の前まで飛んできたが寸前の所で避ける。
「熱!?」
西城に火球が少し当ったらしい。
「西城しっかりとレジストぐらいしろ」
「おっと」
また火球が飛んできた。
「あたる!」
仕方ないな。
「消去」
火球をレジストする。
「助かったカヤト」
ありがとう御座います。




